ブランド設計の基礎技術
~花王で学び米国で実践した“高く・たくさん売る技術”~

中井俊介 なかいしゅんすけ

元 米国江崎グリコ株式会社 代表取締役社長
元 花王株式会社経営戦略室 海外事業担当
中小企業診断士

想定する対象者

一般消費者を最終顧客とする企業経営者、マーケティング担当者、営業リーダー

・商品やサービスの売上を伸ばしたい。
・価格競争から脱却したい。
・店舗の集客をアップさせたい。
・観光客を呼び込み、地域経済を活性化させたい。
・生徒を集めたい。など
・売れる組織に改革したい。

提供する価値・伝えたい事

ブランドが構築されていないために、ファンづくりに苦戦し価格競争に陥っている商品やサービスを多く目にします。

あらゆるビジネスの目的は、商品やサービスを「高く・たくさん」買っていただくことと考えています。そのためには、強いブランドを構築し、熱烈なファンを増やしてゆく活動が必要になります。

マーケティングの中核を担うブランド戦略を策定する技術は、日本では広告代理店に独占され、各企業に十分に普及しているとは言えません。

花王で学び、国内外のビジネスの現場で劇的な成果を上げたブランド設計の基礎的な技術を提供します。この技術を習得していただければ、みなさまのファンづくりが変わります。

内 容

1、ブランド設計書とその要素
 ・機能の価値と情緒の価値
 ・顧客がその価値を信じられる理由
 ・ターゲットとする顧客の期待
 ・価値の競争優位性 など

2、ケースで学ぶブランド設計 ①米国におけるポッキーのブランド設計
 ・満たされているアメリカの消費者がポッキーに求めた期待とは?
・ターゲットとする消費者を深く理解する。
・消費者は、おいしいからポッキーを買うのではない。

3、ケースで学ぶブランド設計 ②2000年代ヘアケアブランド戦争
・ラックスなど欧米発ブランドから、日本発のブランドが覇権を取り戻すストーリー
・ラックスのブランド設計とその思想
・花王アジエンスと資生堂TSUBAKIのブランド設計とその思想
・美の基準をめぐる思想の戦い

4、共感されるブランドになる ~ 売れるブランド・売れないブランド 
・2010年、なぜポッキーは低迷したのか?
・2005年、なぜ資生堂ティセラは爆発的に売れたのか?
・消費者の切実な思いを理解する。共感を得るストーリーを作る。

根拠・関連する活動歴

花王でマーケティングを学び、米国において経営者としてポッキーをわずか3年で70億円ブランドに成長させた現場経験豊かな講師が、ブランド設計の基礎的な技術をわかりやすく解説します。

現在は、経営顧問としてインテリア商社、ビールメーカー、清酒メーカー、化粧品メーカーのブランドの設計と育成、海外展開を支援しており、業界の垣根を超えて活動しています。

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