作業事故がなくなる7つの安全化(演習付き)

村田一郎 むらたいちろう

NPO法人品質安全機構 理事長
品質安全コンサルタント

想定する対象者

労災事故、人身事故、作業事故など呼び方はさまざまですが、被害者は常に痛い思いをする作業者です。また同時に事故を起こした会社も、今までの無事故実績がなくなり社会からも良くは言われません。そこで、どうすれば作業事故をなくせるか、安全化を例示します。

提供する価値・伝えたい事

イトーキ品質保証室室長後、作業品質の安全化をテーマに15年活動しています。一度当機構HPをご覧ください。
http://park21.wakwak.com/~safety/

内 容

安全化1.良い作業の3要素に優先順位をつける。
      1.豊富な経験、2.鋭い感、3.強い度胸を持つ
     作業者と作業の組合せは無限ですが、作業者の個性が
     生かせる組合せが最良です。作業の3要素の優先順を、
     作業者と管理者が事前に良く打ち合わせることが大切です。
    〔その対策案〕南鳥島事故の対策

安全化2.自分がリスキー気質、慎重気質かを自覚しよう。
      事故にあう人は繰り返しあいます。あなたはどちらかを
     自分で自覚できるテストを実施します。
     〔その対策案〕自己分析を演習で行い、リスキー派、慎重はの答えをだします。

安全化3.上役の権威が事故を生むことを自覚しよう。
      作業者と管理者は目指すものが違います。
      安全に反する管理者の横車が起こした事例を学びます。
       〔その対策案〕テネリフェ空港事故の対策 

安全化4.完璧な作業を望まない。
      現場作業は10件10色で規定どおりに行かないことが多い。
      100%の出来より80%の出来で得られる安全を管理者は考案する。
      〔その対策案〕笹子トンネルの対策

安全化5. 『面倒くさい』から生まれたKAIZEN。
      作業も施工も指示さ手順を守ることが重要ですが、
      ともすると、不要な手順が混じっています。
      熟練した作業者は飛ばしますが、
      その飛ばしがKAIZENになる仕組みが大切です。   
      〔その対策案〕はしごから落下事故の対策.

安全化6.無事故実績で慢心しない。
  作業事故の原因はヒューマンエラー(H/E)です。
     H/Eは幾つかに分類されますが、その一つが「慢心」です。
      ルール違反や手抜き作業を始めた時に事故が起きます。
      〔その対策案〕鉄塔から落下事故の対策

安全化7.安心から危険が生まれることを知ろう。
      作業の緊張は一定程度より続かない。休憩時間の前後
      ホッとした時が魔の時間になる。
      〔その対策案〕徒然草の木登り名人の対策 

まとめ

根拠・関連する活動歴

イトーキ品質保証室後、作業品質の安全化をテーマにNPOで15年活動しています。
一度当機構HPをご覧ください。
http://park21.wakwak.com/~safety/

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