ご当地食は心の栄養
食欲+知識欲で豊かになる日常食を

菅原佳己 すがわらよしみ

スーパーマーケット評論家

想定する対象者

小売業、商店、食品業界、地元活性化のヒントを得たい方など。
お聴き頂く方々に合わせてお話いたします。

提供する価値・伝えたい事

ご当地食といえば、みなさんは何を思い浮かべますか?
ご当地食の本当の魅力は「お取り寄せページ」に登場する、よそいきな味ではなく、その地域の人々が毎日食べている日常食にあると考えます。つまり、他の地域では知られていないけれど、食べたことある人はその味に魅了されるローカルフードがそれ!
たとえば、生協プライベートブランドになっている袋入りの「無塩せきカルパス」。
製造メーカーのヤガイさんは山形県の会社です。
一般スーパーで売られているカルパスは、パンダのパッケージの箱入り。東北地方から北海道にかけては、子どもがチータラやカルパスなどの珍味をおやつに食べます。七夕には、北海道の函館を中心に大量のカルパスが売られます。子どもたちがまるで欧米のハロウィンのように、家々をめぐり練り歩きお菓子をもらう習慣があるからです。子どもたちのプレゼント用に多くの大人たちがパンダの箱を購入します。知らなければ、ただのおつまみですが、日本の暮らしから生まれたストーリーが存在します。お腹を満たすように、知識も満たせるのが、ご当地食の面白さなのです。

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