ビジネスに欠かせないコミュニティ構築・運営講座

染谷昌利 そめやまさとし

作家
インターネット広報
ウェブコンサルタント

想定する対象者

・ビジネスに活用できるコミュニティを学びたい
・これからの時代に必要な新しいマーケティングの仕組みを学びたい
・自分と同じ価値観を持つ仲間を増やしたい

提供する価値・伝えたい事

・コミュニティの歴史と概要
・コミュニティのビジネス活用法
・コミュニティの課金方法
・プラットフォームとコミュニティの違い
・コミュニティが構築されているビジネスと構築されてないビジネスの大きな差

内 容

これからの世の中、成功しやすいジャンルのビジネスとそれ以外(成功するのが大変なジャンル)のビジネスがあります。まず成功しやすいジャンルの一つとして「プラットフォーム型」があります。インフラと言っても良いでしょう。



インフラというと鉄道や飛行機などの移動手段や、電力、通信回線などの業界を想像されると思いますが、世の中には数多くのインフラ的なビジネスがあります。



 



・インフラ・プラットフォーム型ビジネスモデル



Apple・・・音楽配信のプラットフォームとしてのiTunes

インテル・・・パソコンのCPUのチップ提供としてのプラットフォーム

Google・・・検索エンジンというプラットフォーム

楽天・・・楽天市場というネットショップ自体のプラットフォーム

Facebook・・・個人の人生情報のプラットフォーム

Amazon・・・書籍(現在は書籍だけではありませんが)のプラットフォーム

クックパッド・・・料理レシピのプラットフォーム





代表的なものをいくつか挙げると、まず一つ目がiTunesです。これはAppleが運営していますが音楽配信のプラットフォームです。Googleは検索のプラットフォームになっています。パソコン自体もプラットフォームではありますが、さらに突き詰めるとCPUで使われているチップを提供しているインテルや、OSを提供しているマイクロソフトがプラットフォームになります。



このように「サービスの場」を提供する事によって収益を上げていくモデルは今後も発展するでしょう。



ただし、このような大規模なモデルをすべての人が構築できるわけではありませんし、プラットフォームモデルで成功を収めるには相当量の負担が発生し、個人で挑戦して成功するのは一握りの限られた人になります。ですので、一般の人はこれから説明するコミュニティモデルを目指すことをお薦めします。





・コミュニティ型ビジネスモデル



Apple・・・iPhoneやMacbookなど、生活を豊かにするための商品を顧客に提示し、その理念に共感・参加してくれるお客様でコミュニティを形成している。



サバイバルゲームグッズ販売店・・・どこでも買えるサバイバルゲームのグッズを販売するだけでなく、実際にサバイバルゲームのイベントを企画し、お客同士で楽しめるような環境を作る。今まで同じメンバーだけで遊んでいた顧客も、そのお店に行けば今まで対戦したことがないメンバーとサバイバルゲームを楽しむことができ、そのお店に通う理由付けとなる。



釣具店・・・サバイバルゲームと同様に、海釣り大会や川釣り大会を企画し勝敗を競うイベントを実施する。あるいはルアーの自作教室や釣れるポイントの勉強会などを定期的に実施し、単なるお客から仲間になってもらうような働きかけをおこなう。



リカーショップ・・・利き酒大会やソムリエの講演会などを実施し、お酒の楽しさを学んでもらう。



Appleは先ほど、iTunesでプラットフォームのモデルと評しましたが、実はコミュニティモデルも備えているという稀有なパターンです。だから時価総額世界No.1なんです。



iPhoneやMacbookを一度でも購入したことのある人は不思議とApple製品を使い続けます。新しいMacbookが発売されたら、みんな買うのです。このロイヤルティの高さは、ライフスタイルを豊かにするというAppleの理念に強力に共感しているからです。



なお、私はWindows派なのですが、特にどの機種がいいというような思い入れはありません。特にVAIOにこだわりはなく、レノボでもDELLでも、スペックと値段のバランスで選択しています。Appleとの違い、わかりますか?



・自分を中心としたコミュニティをつくる意味



自分の得意な場をベースにした強固なコミュニティを構築することにより、好景気不景気関係ない強いビジネスモデルを創り出すことができます。



資本があるのであればプラットフォームを目指すのも悪く無いですが、ビジネスを始めたばかりの人のほとんどが潤沢な資金があるわけではないと思います。ですので、最初はコミュニティ型をしっかりと構築し、あなたのコミュニティ内の仲間に支持してもらえる状態を目指しましょう。



コミュニティというとあまりイメージが沸かないと思いますが、要は自分を中心(リーダー)としたグループを意味します。グループのテーマはサッカーサークルのような気軽なものでもいいですし、マーケティングメソッド研究会といった意識高めなものでも構いません。



リーダーと言っても堅苦しいものではなく、一歩先を行く人というイメージです。そして全能である必要もありません。私はブログ運営やネットマーケティング、出版などに関しては専門知識を有していますが、イラストが必要な場合は他の人がリーダーのコミュニティのメンバーとして参加します。私が必要とするスキルが持っている人は、それだけで(私にとっては)リーダーとなる資質があるわけです。



なお、この講座で言うメンバーとはリーダーの理念に共感した、学びたい、仲良くなりたい、理由はなんでも構いませんが、一つの目標に向かって一緒に歩いている「仲間」と認識していただければと思います。



・コミュニティを作るメリット



結論から先にいうと「損失を出すリスクと機会損失するリスクをほぼゼロにできる」という点が、コミュニティ構築の最大のメリットです。



なにが売れるか、支持されるかわからないこの時代に、理念に共感してくれるメンバーに支えられることで、リスクが極限まで下がるというのは大きな優位性です。



もちろんリーダーはメンバーに対して参加するメリットを常に提示していかなければいけませんし、一番成長しなければいけない(一番前を歩かなければいけない)というプレッシャーもあるわけです。これらの点を踏まえた上で自分のコミュニティを作っておくことで、スムーズに自分の事業を開始することもできます。



ちなみに最近よく聞くオンラインサロンという仕組みは、自分のコミュニティを維持しやすいシステムです。共感してくれたメンバーとの関係性を深めることで、ファン度を高める事が可能です。



長くなりましたが本講座では、コミュニティの必要性や作り方について解説していきます。



・講座の内容



1.そもそもコミュニティとは

2.コミュニティ2.0

3.なぜコミュニティが重要なのか

4.誰にでもコミュニティは創れる

5.コミュニティの分類

6.そのコミュニティはグループ?チーム?

7.コミュニティリーダーの役割

8.コミュニティとマネタイズ

9.コミュニティ運営のプラットフォーム

10.コミュニティの拡大と維持

11.コミュニティの価値は課金収入だけではない

12.コミュニティが終わる理由

13.リーダーもメンバーも好きな

根拠・関連する活動歴

自分自身でのコミュニティ運営歴5年超
コミュニティ活用のメディア記事や書籍内での解説

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