コロナ禍以降の消費者行動を掴む
「セールス」から 「コンテンツマーケティング 」へ

大谷和利 おおたにかずとし

ITジャーナリスト
テクノロジーライター
GマークパートナーショップAssistOn取締役

想定する対象者

地域おこしや商品の拡販、中小企業の製品販売やブランディングに取り組まれているセールスおよびマーケティングのご担当者。

提供する価値・伝えたい事

当初の予想以上に長引いたコロナ禍によって、人々の消費マインドは冷え込み、世界経済も停滞しました。日本では、そこに追い打ちをかけるような円高の影響が加わったことで、多くの企業が業績悪化に苦しめられています。
その中で伸びているのは、ネットを介したコミュニケーションに基づくオンライン通販などの「巣ごもり需要」です。そして、行動制限の大幅な緩和によって繁華街や観光地の人出が戻りつつある昨今でも、一度根付いた「巣ごもり消費」のトレンドは、これからも引き続きビジネスにとって大きな後押しとなることが期待されています。しかし、売り手と買い手の顔がお互いに見えにくいオンラインビジネスには、対面販売とは異なるブランディング手法が必要です。それは、短期的な商品販売のための「セールス」発想から、中・長期的なブランドへの信頼と共感を生み出す「コンテンツマーケティング」発想への転換を意味します。
本講演では、欧米の企業や日本の先端的な組織がすでに実践している、コンテンツマーケティングの基礎知識をわかりやすく解説します。

内 容

「セールス」とは、文字通り、消費者や他の企業に対して商品やサービスを売り込むための活動です。しかし、いきなり目の前に飛び込みセールスがやってくると身構えてしまうように、売買は、その根本のところに信頼関係がなければ成り立ちません。そうした信頼関係を育み、企業やブランドへの共感を得て自発的にビジネスの成長に協力していただけるようにするための取り組みが「コンテンツマーケティング」です。
講演内では、両者の根本的な違いをはじめ、コンテンツマーケティングを進めるうえで必要となる要素や、コンテンツを揃えていくための具体的な方策を、順を追って説明していきます。
なお、本講演はあくまでも基礎的な知識を身につけていただくためのもので、その後のコンサルティング業務などの勧誘は一切ありませんので、気軽に受講していただければ幸いです。

根拠・関連する活動歴

2012年に、世界最大手のストックメディア企業であるゲッティ イメージズの協力を得て『成功する会社はなぜ「写真」を大事にするのか 一枚の写真が企業の運命を決める』を講談社の現代ビジネスブックから刊行し、日本最大手のストックメディア&マーケティング企業であるアマナグループの社内教育資料にも採用される。
以来、アマナグループのマーケティング関連のオンライン記事の取材・執筆や翻訳に携わり、世界最大のコンテンツマーケティングイベントであるContent Marketing Worldの取材なども行う。

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