経験者が語る 創業一族の人間関係対策

関根壮至 せきねたけし

ランナーズ株式会社 代表取締役
法政大学大学院MBAコース 特任講師
中小企業診断士

想定する対象者

ファミリービジネスを経営者する現経営者、後継者、および親族の皆様

提供する価値・伝えたい事

同族企業の経営は、会社と家庭が一体となって運営されている企業も多く、その構造があるが故に親族内の人間関係で悩みを抱える経営者、後継者の方が大勢いらっしゃいます。
本セミナーでは、私自身の事業承継経験談を通じて、一緒に働く親兄弟がどのような気持ちを抱く可能性があり得るのかご説明します。また、創業一族ならではの価値観・考え方、家庭環境について解説し、後継者はどのように人間関係のリスクを回避していくべきかについてお伝えします。

内 容

・自己紹介
・誤解されている「事業承継完了」の定義
・創業者が求める理想の後継者像
・創業者の家庭に見られる洗脳モデル
・親族同士の綱引き
・経営者のタイプ別コミュニケーション戦略
・先代から合意を取りつ付ける秘策
・まとめ

根拠・関連する活動歴

10年弱のサラリーマン生活を経て、父が創業した会社(年商60億、社員数360名)を後継者として事業承継しており、通算で16年半に渡り経営の仕事に就いていました。その間、赤字に苦しむ事業を経営責任者として再建したり、社長就任後は短期間で売上、利益を大幅に伸ばし、財務体質も改善させてきました。その背景には、親族との人間関係に於ける対立問題を抱えつつも、社員との人間関係を構築し、様々な経営課題を解決させることができた結果、経営が改善しています。この16年半の経営者としての実務経験が、私に経営者として必要な事を与えてくれました。会社を弟に引き渡し、独立後は、それまで我流で行っていた経営手法を強化するために、法政大学大学院MBAへ通い、学術面からも事業承継について研究し、ファミリービジネスの課題を解決する具体的なメソッドの研究を行っており、現在、弊社が提供するコンサルティングメソッドの基礎となっています。

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