想定する対象者
〇現場の第一線作業者
〇現業機関の管理者(特に安全・品質・サービス担当の方)
〇経営者・本社等の企画部門の方
提供する価値・伝えたい事
多くの仕事はコミュニケーションで成り立っています。一方、人は、スムーズなコミュニケーションを支援するための仕組みをいくつも持っています(曖昧な言葉であっても意思疎通できるなど)。しかしその柔軟性ゆえに、時にコミュニケーションエラーが発生し、安全・品質・サービス・業務効率等に大きな影響を与えることがあります。
本講演では、まず、多くの事例を用いながら、(1)人間のコミュニケーションの特徴や強み、(2)その裏返しとしてのコミュニケーションエラーのメカニズム・原因についてご説明します。そのうえで、(3)エラーをどう防げばよいかについてお話します(具体的な防止対策や工夫・コツ)。
内 容
1.コミュニケーションエラーにより発生した大事故(事例)
2.コミュニケーションエラーは、なぜ起こるか?
・なぜ1:「紛らわしい言葉」や「あいまいな言い方」が、エラーを誘発する!
・なぜ2:「これまでの知識・経験」がエラーを誘発する!-トップダウンプロセス
・なぜ3:「期待や願望」がエラーを誘発する!-ウィッシュフル・ヒアリング
・なぜ4:「繰り返し」による省略がエラーを誘発する!-人間は“無駄”が大嫌い …
3.コミュニケーションエラーをどう防ぐ?
・基本1:「エラーがなぜ起きるか」を理解しておく
・基本2:言葉・言い回しを決めておく + しっかり復唱して確認する
・ポイント1:危ない場面を意識し、そういった場面では一工夫する!
・ポイント2:相手の立場になって会話する-「確認会話」の基本です!
・ポイント3:「しっかり伝え、しっかり聴くスキル」を日々の仕事を通して磨く!
業務外の講師への取次は対応しておりません。