チームで守る安全
-心理的安全性とアサーションの重要性

楠神 健
くすかみけん

コミュニケーション

楠神 健
くすかみけん

ヒューマンエラー対策&仕事の工夫・コツ研究所 (略称:エラー・コツ研究所) 代表 博士(心理学) 元 JR東日本 安全研究所長
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想定する対象者

〇現場の第一線作業者
〇現業機関の管理者(特に安全・品質・サービス担当の方)
〇経営者・本社等の企画部門の方

提供する価値・伝えたい事

チームで作業しているとき、誰かが間違ったことやおかしなことをしていると思ったとき、あなたはそれをしっかり声に出すことができますか。もし声を出して事故が未然に防げるのなら、それはプロとして当然の責務です(相手が先輩や上司であったとしても)。
本講演では、それができない場合の原因やそれを克服していくための方法を「個人」と「チーム(組織)」の両面から考えます。大事な概念は「アサーション」と「心理的安全性」です。前者はコミュニケーションの方法で、簡潔に言えば「必要なことを過度に遠慮せずしっかり伝えられること」です。一方、心理的安全性は「みんなが気兼ねなく意見を述べることができるチーム状態」のことです。これらを高めることで、「チームの安全力」が高められますし、意見が活発に交わされることで「チームの創造性」も高められるとされています。

内 容

1.チームで守る安全
 ・航空機事故から考える
 ・医療事故から考える
 ・どんなに優秀な人でもつまらないミスをするときがある-その時メンバーは?
2.危険なのにメンバーが声を出せない2つの原因
 ・相手がおかしいことをやっていることに気づけない
 ・相手がおかしいことをやっているのに気づいたが、声を出さない・出せない
3.アサーションの重要性
 ・ためらわずに声に出せない「とても人間的」な理由-事故の回避<人間関係の維持?
 ・ではどうすればよい?(自分、相手、チーム、組織)
4.心理的安全性の重要性
 ・チームにおける心理的安全性とは? 事故や安全との関係は?
 ・どうやってチームの心理的安全性を高めていくか

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