和波孝禧
ヴァイオリンコンサート

和波孝禧 わなみたかよし

ヴァイオリニスト

提供する価値・伝えたい事

「演奏の中で『色彩感』を表現しようと思うとき、実際の色を見たことがないのはある程度ハンディかもしれない。だが、できないことを嘆いても仕方がない。
私は、色がどんなものであるかをたくさんの人から聞き、その感覚を音で表現する訓練を続けてきた。実際の色を見ている音楽家の中にも、聴いていて色彩感の極めて乏しい単調な演奏をする人は少なくない。それを考えれば、色が見えない事もさほどハンディではなさそうな気がしてくる。」
「眼が見えないのは、確かに私の特徴の一つだが、それが私の全人格を司っている訳ではない。」
「『全盲の』という肩書きなしでも通用する演奏をしているはずなのに、なぜ『一人の音楽家』として理解してくれないのだろう。」   (著書『ヴァイオリンは見た』より)

多くの葛藤と闘いながら、邁進してきた和波孝禧のヴァイオリンは、聴く人の心を暖かくする。
ちょっと陰翳を帯びた暖かい中低音と、細い絹糸のように美しい高音、深いヴィブラートと豊かな歌い回しが、彼の魅力である。
きっと、いい音楽を堪能した満足感に浸れるひと時を過ごせるだろう。

内 容

■休憩を入れ2時間のプログラムになります。
■対象者やご要望に応じたプログラム構成を致します。


<プログラム例>
・バッハ(クライスラー編曲):ガヴォット ホ長調
・タルティー:ソナタ ト短調「悪魔のトリル」
・ショパン:バラード 第3番 変イ長調(ピアノ独奏)

休憩10分

・シマノフスキ:夜想曲とタランテラ op.28
・クライスラー:愛の喜び
        愛の悲しみ
・ドボルザーク:ユーモレスク
・マスネー:タイス瞑想曲
・サンサーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ op.28

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