13人に1人いると言われているLGBTQ。昔と比べ、今はさまざまな情報を発信する当事者が増えたことで、理解は深まってきているものの、いまだ差別が完全になくなったわけではありません。
2023年6月には「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」が施行されました。
子どもたちが、互いに個性を認め合い、偏見や差別のない社会を作り上げるには、小さいころからの意識啓発が重要です。
そこで、今回は、小学校から大学生までを対象にしたLGBTQのセミナープランをご紹介します。当事者の口から語られる言葉は、子どもたちの心に響くことでしょう。

■目次

大久保 暁  おおくぼあきら

LGBTQ 啓発活動講師
ALLY SCHOOL 啓発活動講師

幸せのかたち
~ひとりひとりが輝く未来への希望~

性的マイノリティは11人に1人存在すると言われており、30人クラスだと2人3人存在していることになります。元教員でLGBTQ当事者である大久保 暁さんが、性的マイノリティの子どもたちとどのように向き合っていけばよいのかを当事者、教育の立場からお話します。「特別扱いは必要ありません。他の生徒と同様、それぞれの個性を活かせる配慮が必要なだけです」と大久保さん。子どもたちの間で互いの個性や多様性を認め合う関係が築けるように、子どもたちにぜひ聞かせたい内容です。

人権・平和

主催者様からの声

これからの時代に、ジェンダー問題は国際的にも避けて通れないことだと思います。そのような中で、中学生のうちからLGBT研修に触れる機会があることは大変重要な体験でした。生徒も保護者にとっても、とても有意義な時間になりました。

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杉山文野  すぎやまふみの

NPO法人東京レインボープライド 共同代表理事
日本オリンピック委員会(JOC)理事
株式会社ニューキャンバス代表取締役

クラスにひとりは必ずいる!?
~セクシュアル・マイノリティの子どもたち~

13人に1人の割合と言われるLGBTQ。40人クラスならば3人はLGBTQの子どもがいることになります。2015年春、文科省が全国の国公私立の小中高校などにLGBTQの子供について配慮を求める通知を出すなど、教育現場においてもその関心が高まっています。トランスジェンダーである自身の経験と知識をもとに、性の多様性と学校におけるLGBTQに対する配慮、トイレや制服の対応、当事者からカミングアウトを受けた際の対応などについて具体的な対応策をお話いたします。

人権・平和その他ビジネストピック教育・青少年育成

主催者様からの声

LGBT当事者として、過去に感じてきたこと、実際にあったこと、またその時の感情などを強烈にお話ししていただいたことや、現状においては法律や憲法なども含めた視点で社会的な問題として受け止めることができ、学びと気づきを得ることができたと感じます。身近にいると感じられれば、それだけ日頃の行動の変化も期待できると思っています。

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山口颯一  やまぐちしょういち

一般社団法人ELLY代表理事
トンボ学生服アドバイザー
三重レインボープライド共同代表  株式会社T.T.I.代表取締役

ダイバーシティ
~虹色に輝くまちづくり~

LGBTについて悩んでいる方は老若男女問わず日本にたくさんいらっしゃいます。しかし、日本にはLGBTについて学べる機会が設けられているわけではありません。知らないことによるイメージからの差別偏見が多く見受けられます。学校、職場、地域社会において、現在の環境を共に考え「どうしたらいいのか」を考える機会を増やしていくためにも、LGBT当事者である講師が、性別や性的指向に関して、何が問題で、どのような困難が起こっているかをお話しします。ひとりひとりがさまざまな色で、虹色に輝ける社会を目指して。

人権・平和

主催者様からの声

分かりやすく面白く、アンケートでも高評価でした。他市町村のLGBT啓発を企画している人にはぜひ薦めたいと思います。

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虎井まさ衛  とらいまさえ

作家

トランスジェンダーについて
~LGBTQのTの話~

LGBTQ(性的少数者)と一口に言われますが、一文字ずつ意味があり、LGBとTが違うテーマを抱えていることは、一部の人々にしか知られておりません。特にT(トランスジェンダー)の中だけですら多種多様で、ひとくくりにできるものではありません。自身も当事者でもあり、また、さまざまな当事者の相談を受けてきた経験から、LGBTQとは何か、また当事者が抱える問題や生きづらさについてお話しします。

人権・平和

主催者様からの声

気づきと人権意識の向上にとても為になるお話をいただきました。

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東 小雪  ひがしこゆき

LGBTアクティビスト、元 タカラジェンヌ、公認心理師

LGBTを理解する
~日本社会の中でマイノリティであること~

LGBTQは13人に1人といわれ、人口の5.2%いるといわれています。テレビや新聞等のメディアでもLGBT関連のニュースが格段に増えてきました。宝塚歌劇団退団後、レズビアンであることをカミングアウトした講師が、一人でも多くのアライ(LGBTの理解者・支援者)が増えることを目的に、LGBTとは何か、よくある誤解と社会的困難、世界に比べ日本の受け入れが遅れている現状、どんな支援が必要なのか等をお話しします。

男女共同参画 人権・平和 ワークライフバランス その他ビジネストピック

主催者様からの声

非常に好評でした。LGBTを知らなかった方も、言葉だけ知ってた人も、セミナーを受けてLGBTについて考えるきっかけとなったようです。

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勝山こうへい  かつやまこうへい

LGBT啓発活動講師
護身術講師
シンガーソングライター

LGBT研修・講演(教育現場向け)

講師の勝山こうへいさんは、元警察官という経歴を持つLGBT当事者です。約16年間、警察官として街の治安維持に貢献してきましたが、適応障害をきっかけに「GAYであることを隠さず、ありのままの自分で生きたい」と思い、2021年春退職。以来、LGBT啓発活動講師、シンガーソングライターとして活動しています。本講演では、勝山さんが生きてきたこれまでの足跡を辿り、LGBTQとは何か、多様性を認めるには何をすべきかなど、わかりやすい言葉と内容でお伝えします。

人材・組織マネジメント教育・青少年育成意識改革防災・防犯

主催者様からの声

LGBTQはどこか遠い存在のように思っていましたが、お話しを拝聴して、私たちと変わらないことがわかりました。当事者の貴重なご意見を伺え、多様性とは何かについて考えられる良い機会となりました。

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ブルボンヌ  ぶるぼんぬ

女装パフォーマー
ライター

男らしさ、女らしさより「自分らしさ」が社会を変える
~LGBT・男性・女性とは~

大学在学中、ゲイのためのパソコン通信を開設したのを皮切りに、ゲイ雑誌『Badi』主幹編集、女装パフォーマー集団を主宰するなど、早くからLGBTQの啓発に取り組んできたブルボンヌさん。その歯に衣着せぬ軽妙なトークで、テレビ等のメディアでも引っ張りだこで、NHKなどのLGBT・女性問題を扱う番組等にも積極的に出演されています。そんなブルボンヌさんが、男らしさや女らしさではなく、「自分らしさ」が認められる社会を目指して、自分が抱えてきた問題や日本の社会の問題についてお話しします。

人権・平和

主催者様からの声

人を引き込むのがお上手で、参加された方々もブルボンヌさんの話に聞き入っていました。ユーモアも交えながら、楽しくLGBTついて学ぶことができました。

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