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折り梅 おりうめ

映画作品

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折り梅のプロフィール

■制作・監督:松井久子
■原作:小菅もと子(「忘れても、しあわせ」日本評論社刊)
■出演:原田美枝子、吉行和子、加藤登紀子 他
痴呆症という病に侵された姑と介護する嫁との心の葛藤を描いた映画。原作本「忘れてもしあわせ」は介護する嫁自身の体験を元に自身が書いた実話。社会問題にもなってきている「介護する側とされる側」との関係を描くことは、時に観客に暗い側面ばかりを見せつけることになる。しかし、本作は客観的視点と主観的視点との絶妙なバランスの上に成り立っているからだと考えられる。観客の多くが、スクリーンの中の登場人物に自分を重ね合わせると同時に、普段の自分と少し距離をもって見つめ直す事が出来る。自分に似ているからこそ、そして現実から少し距離を持てたからこそ溢れる笑いといえる。痴呆と介護の問題、そして家族の中に潜む問題点を温かく指摘し、見つめ直す機会を与えられる作品である。文部科学省特別選定、厚生労働省推奨。
<パンフレットあらすじより>
それは、ある日突然、平和な家庭にふりかかった・・・。
名古屋郊外のベッドタウン、愛知県豊明市。サラリーマンの夫とパート勤めの妻、中学生と小学生の子どもの4人家族に、夫の母が同居することになった。ところが同居して間もなく義母が変調をきたし始める。嫁は嫌がる義母を病院に連れていき、そこでアルツハイマー型痴呆症と診断される。『折り梅』は義母がアルツハイマーになったことで、崩壊しかけた家族が様々な葛藤を経て、見事に再生した実話を通して、人間の無限の可能性を描いた感動作である。その過程と思いもかけない展開は、見る者に素晴らしい感動を与えてくれる。

講演タイトル例

その他イベント 映画『折り梅』
痴呆をみつめながら、生きることを見つめる

痴呆症という病に侵された姑と、介護という出口のないトンネルに入りこんだ家族。介護する側と介護される側の関係を、客観的・主観的視点から絶妙なバランスで表現しています。監督曰く「どこにでもある平凡な生活の...

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