母の介護から学んだこと

多田そうべい ただそうべい

元 殿さまキングス
NPO法人「命のつどい」 理事長

提供する価値・伝えたい事

「心にビタミンを!」が基本の、多田そうべい「大人の寺子屋」は、いつも教室スタイルで講演。
歌謡界で活躍していた多田が、何故、今講師として全国を回っているのか・・・。
そのキッカケを講演の中で明かし、7年前、91才の母を看取るまでの介護の様子を話します。

晩年の6年間は「痴呆症」となり、家族の誰もが戸惑い悩みました。その期間、「頑張らない介護」に気づきました。そして、何よりも大切なのは「介護する人に心の優しさがより必要」という事です。
笑いあり、涙あり、そして、歌ありで、肩の凝らない型破りの90分をお約束します。

内 容

今、介護にかかる公的費用が膨大になっています。
年を重ねてゆく誰もが「自分は介護されない人生を送りたい」と思っているのですが、現状は「介護される生活」を送る年寄りが多いのです。
核家族化が進み、老人たちがますます孤独な環境での生活状態になっています。介護される者もする者も、皆疲れ果てています。

私の母親の介護中、痴呆症が加わり、腹の立つことばかりでしたが、「他人の大事なおばあちゃんを預かっていると思いなさい」と教えられ、気が楽になりました。「優しい心」、これが基本です。
「長男だから、長女だから親の面倒を」ではなく、皆が協力して介護に携わる事が大切。決して一人で悩まず、上手にそれなりの支援センターを利用する事も大切です。
100人の介護される人がいれば、100通りの接し方が・・・。介護される人の趣味などを知る事も必要です。

今、健康な人でも明日は分かりません。介護されない人生、「転ばぬ先の杖」の知恵を。
母の介護を通して、「なるほど」と頷いていただける話しです。

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