木村泰子 きむらやすこ
大阪市立大空小学校 初代校長
「すべての子どもの学習権を保障する」という理念のもと、教職員や地域の人たちの協力で設立された大阪市立大空小学校の初代校長。2015年春 45年間の教職歴をもって退職。現在は、全国各地で講演活動を行う。著書『「みんなの学校」が教えてくれたこと』、『「ほんとのこと」は、親にはいえない』など。
木村泰子のプロフィール
■経歴
大阪市出身。武庫川学院女子短期大学教育学部保健体育学科(現武庫川女子大学短期大学部健康・スポーツ学科)卒業。「みんながつくる みんなの学校」を合い言葉に、すべての子どもを多方面から見つめ、全教職員のチーム力で「すべての子どもの学習権を保障する学校をつくる」ことに情熱を注ぐ。
学校を外に開き、教職員と子どもとともに地域の人々の協力を経て学校運営にあたるほか、特別な支援を必要とされる子どもも同じ教室でともに学び、育ち合う教育を具現化した。
2015年春、45年間の教職歴をもって退職。現在は全国で講演活動などを行う。
■著書
『学校の未来はここから始まる』(工藤勇一氏・合田哲雄氏との共著/教育開発研究所/2021)
『「ほんとのこと」は、親にはいえない』(家の光協会/2021)
『10年後の子どもに必要な「見えない学力」の育て方』(青春出版/2020)
『「ふつうの子」なんて、どこにもいない』(家の光協会/2019)
『「みんなの学校」をつくるために』(小国喜弘氏との共著/小学館/2019)
『タテマエ抜きの教育論―教育を、現場から本気で変えよう!』(菊池省三氏との共著/小学館/2018)
『不登校ゼロ、モンスターペアレンツゼロの小学校が育てる21世紀を生きる力』(出口汪氏との共著/水王舎/2016)
『「みんなの学校」流 自ら学ぶ子の育て方』(小学館/2016)
『「みんなの学校」が教えてくれたこと』(小学館/2015)
■大阪市立大空小学校とは
大阪市住吉区にある公立小学校。教職員は通常のルールに沿って加配されているが、地域の住民や学生のボランティアだけでなく、保護者らの支援も積極的に受け入れた「地域に開かれた学校」として、多くの大人たちで見守れる体制を作っている。学校の理念は「すべての子どもの学習権を保障する学校をつくる」であり、不登校はゼロ。唯一のルールとして“自分がされていやなことは人にしない 言わない”という「たったひとつの約束」があり、子どもたちはこの約束を破ると“やり直す”ために、やり直しの部屋(校長室)へ。他の小学校で、厄介者扱いされた子どもも、この学校の学びのなかで、自分の居場所を見つけ、いきいきと成長。また、まわりの子どもたちも、そのような子どもたちとのかかわりを通して、大きな成長を遂げていく。学校を外に開き、教職員と子どもとともに地域の人々の協力を経て学校運営にあたるほか、特別な支援を必要とされる子どもも同じ教室でともに学び、育ち合う教育を具現化した。
2015年2月、同校のドキュメンタリー映画「みんなの学校」が全国で公開され大ヒット。大空小の子どもたちと教職員、保護者、地域の人々が学び合い、成長していく感動の軌跡をたどりながら、今の時代に求められる教育のあり方に鋭く迫る著書として注目されている。「奇跡の学校」をつくり上げてきた感動物語。
講演実績
弊社での実績
会合名 | 地域 | 主催窓口 |
---|---|---|
夏季研修会(オンライン開催)
<受講者への貢献> 学校経営における校長の役割「すべての子どもに学習権…. | 学校・PTA | |
教職員講習会
<受講者への貢献> . | 兵庫県 | 学校・PTA |
保育研究会 研修会
<受講者への貢献> 木村先生のご講演で、自身の保育を改めて考え直す機会…. | 香川県 | 学校・PTA |
父母と教師の会 講演会
<受講者への貢献> 受講者からの反響が良く、大いに学びがあったとのこと…. | 青森県 | 学校・PTA |
子育て講演会
<受講者への貢献> 学校・保護者・地域、町全体でつくる学校の在り方につ…. | 学校・PTA |
講演タイトル例
教育・青少年育成 「みんなの学校」が教えてくれたこと
どうすれば子どもたちが安心して過ごせるか? どうすればどの子も排除されず生きていけるか? 一人一人の存在が大切にされる学校、社会の実現のために、大人ができることについてみなさんと考えたいと思います。...
プランへ移動教育・青少年育成
10年後の子どもに必要な
「見えない学力」の育て方
私が9年間、校長を勤めた大阪市立大空小学校には、いじめを受けて学校に行けなくなった子、発達障害と診断された子など、支援の必要な子がたくさん転校してきました。 そこでは教室を走り回る子、椅子をがたがたさ...
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