「障がいを超えて!車椅子パパ奮闘記」
~車椅子から見た世界~

濱宮郷詞 はまみやさとし

奇跡体験アンビリーバボー再現ドラマ化講師

提供する価値・伝えたい事

皆さんは介護される側の気持ちを知っていますか。あなたがこの「人だけには介護されたくない」と思われているとしたらどうしますか?PT、OT、医師、ナース、看護スタッフの役割とは?医療スタッフの心構え、ボランティアの心構え、介護を受ける障害者の心構えとは?

内 容

妻の出産後の入院中の話。帝王切開後、貧血、他症状が悪く、しばらく入院したんです。子どももNICU。私も自力でのお見舞いが難しく入院をお願いし、その病院は承諾してくれ、家族全員で入院したんです。笑えますね。でも、私は必死。私は病室から妻と子どもへの見舞い。そんな生活を2週間。 ある夜の事です。私は歯を磨いていました。古い病院で車椅子の設備なく、洗面に四苦八苦しながら、しかし自力で歯を磨いていました。まっ自力で出来るので当たり前です。すると・・、私の隣で歯を磨いていた初老の男性が私に向かい、「そんな事、看護師に頼んでやってもらえば良いんだよ。それが看護というものだよ」と助言。私は(はぁ!?)と思いつつ、「でも、自分で出来る事ですから・・」と答えました。その方の優しさからの助言かも知れませんが、ちと、違うのでは? こういう人多いんですよ。

「ちょっと頑張れば自分で出きる事でも手伝ってもらう事が看護」と「勘違い」自分で出来る事は自分でやるんです。大変そうに見えても私は自力で歯を磨けるんです。だから手助けは不要。「自分が出来ない事を手伝ってもらう」それが、看護であり介護なんです。「頑張れば自分で出来る事、それまで手伝ってもらう事」は「甘え」というんです。

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