特許ライセンス・技術移転の現状と今後
(TLOの活動、大学発ベンチャーの現状)

木村勝己 きむらかつみ

発明プロデュース協会 会長
学校法人日本電子専門学校 講師
東京都中小企業振興公社製品化コーディネーター

提供する価値・伝えたい事

21世紀は知の時代だ!日本の技術力の見直しも進んでおり、「知的財産こそが日本経済復活の切り札」とまでいわれている。
このような中、特許の有効活用が国の政策による積極的な後押しもあり、活発に動き出した。
多くのビジネスチャンスが生まれてきており、今この流れに乗るチャンスでもある。

内 容

現在、国内の特許数は約100万件であるが、そのうち実際に商品として利用されているものは34万件である。残りの約60万件は未利用特許であり、休眠特許といわれる。
特許庁はこの休眠特許を有効活用する為に、他社にライセンス可能な開放特許のデーターベースを作り、積極的な特許流通を促進している。
このような中、大学でも技術移転機関(TLO)が生まれ、研究成果を特許化し企業にライセンスする方向で動きだしており、ライセンス実績や大学発ベンチャーも生まれている。
この特許流通・技術移転の現状を紹介し、これからの課題を考えてみたい。

1.特許件数の推移
2.特許庁の特許流通施策
3.大学TLOの現状
4.特許流通の事例、ビジネスモデル
5.特許価値評価(ライセンス・担保の価値)
6.大学発ベンチャーの現状
7.MOT(技術経営)について

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