機能的な食べ方が健康長寿を約束する

沢木みずほ さわきみずほ

薬食フードライフ研究家

提供する価値・伝えたい事

食べることは体を作る薬といっても過言ではありません。自然の食べ物には素晴らしい栄養素や薬効が含まれています。食べ物の持つ栄養素や薬効を機能的に取ることは、健康な体を作る上で欠かすことはできません。賢い機能的な食べ方が健康長寿をもたらします。

内 容

スリーフーズ・クッキングとは、3つの(あるいは3つ以上の)食材を組みあわせて料理しましょうという提案です。
 太陽と大地の恵みを受けた自然の食べ物には、さまざまな栄養素と薬効が含まれています。薬効は、単独よりも複数で取ること、さらに一緒に調理する(水や油、熱が加わる)ことで、生のままでは引き出されなかった成分がかもし出され、吸収が高まったりと、相乗効果によって薬効が強化され増加します。
 ほうれん草はそのまま食べてもカロテンやビタミンC、鉄分が多く、貧血やカゼ予防、ガン予防に優れています。しかし、ほうれん草をごま和えにすると、ごま、醤油、みりんなどが組み合わされます。ごまの油脂がほうれん草のカロテンの吸収を高め、さらに醤油のアミノ酸が胃液の分泌を高め、消化力をアップします。ごまのビタミンEや抗酸化作用の高いセサミンなどがプラスされることによって、ほうれん草だけで食べるよりも、抗ガン作用や貧血予防効果が高まり、カゼ予防、疲労回復、滋養強壮、老化防止等、薬効がグンと高まるのです。
 食材を組み合わせて調理することによって、薬効が単純に1プラス1が2ではなく、3にも4にもなるところに、食べあわせ=スリーフーズ・クッキングの素晴らしさがあるのです。
料理を作るときに、3つの(あるいは3つ以上の)食材を組みあわせることを習慣づけましょう。効率のよい賢い食べあわせが自然治癒力を高め、健康な体作りに役立ちます。

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