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高齢社会を元気に生きる

毒蝮三太夫 どくまむしさんだゆう

タレント

提供する価値・伝えたい事

私が35年間以上パーソナリティを務めているTBSのラジオ番組「ミュージックプレゼント」は、朝の10時半からの生放送。忙しい人は見に来られない。来るのは、ばあさんなんです。
おれは「ばあさんのアイドル」なんて言われているんだけど、ただ、お年寄りが高齢化社会をどのように生きているか、たくさん見てきました。車いすで来る人もいます。目の見えない人も、杖をついてくる人もいる。90歳、100歳、余命幾ばくかを寝たきりにならずに健康で過ごせる人はやはり少ないと目の当たりにしますね。
長生きだけれども、本当に幸せかどうかは違うような気がするんです。医療もそう、施設もそう、国の保険や何かのお金を使うのなら、自立した年寄りをつくることが先決じゃございませんか。

内 容

私は数年前から、聖徳大学短期大学部で客員教授をしています。教授って言ったっておれは介護の専門家じゃないから、ただ、ラジオを35年間以上やっているから、ばあさんやじいさんに会って「こう言うと喜ぶだろうな」「こう言えば嫌がるな」っていうのがわかる。それで自分が考え出した、"介護に必要な3つの「かける」"を学生たちに教えました。
1番目は、笑顔で話し「かける」。
2番目は肩に手を「かける」。触れるという意味ですね。
3番目は、抽象的な言い方ですが、気に「かける」。
 ラジオで、1年ぶりに再会した人に「おう、この前風邪ひいてたけど治ったね」なんて声をかけたら、それだけで「あら、覚えていてくれたんですね」と喜んでくれた。お年寄りもきっと同じだろうと思うんです。
 もう一つレペルが上がったら、今度は3つの「K」。
まずは「コツ」が必要。皆さんは経験者でしょうが、介護は力ずくではなくコツ。技術ということです。
2番目に「経験」が必要です。介護される人は100人いれば100人それぞれ違うタイプなんですから。
そして3番目は「心」のK。介護は心がないと相手は嫌がるよ。

 おれはいま、元気でチャーミングなお年寄りをたくさん増やしたい。それにしてもぱあさんは元気ですよ。巣鴨のお地蔵さんへ行ってごらんなさい。お茶会の帰りみたいな格好して着飾っていてきれい。友達とわいわい出かけて、生き生きしてすばらしいです。80歳、90歳、そういう人がよく食う、よくしゃべる、よく動く。
 問題はじいさんだ。頑固で、しょぽくれで、汚くて、ケチになっちゃうじいさんが多い。
 これからはじいさんがきれいになって自立することが先決ですよ。別にチャラチャラした物を着ろというのではなくて、清潔でしゃれたもの、小ざっぱりしたものを着ればいいんです。かっこいいおじいさんになれば、介護する人だって楽しみが増えるんじゃないかな。高齢化社会で長生きさせられて、70歳、80歳になって寂しい人生はかわいそうでしょう。奥さん、お金を持たせてあげてください、一緒に出かけてあげてくださいね。
どうぞみなさん、健康なお年寄りをたくさん増やしてあげてください。

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