生きるチカラ、自然のチカラ

清水国明 しみずくにあき

タレント・NPO法人河口湖自然楽校 楽校長
山梨学院大学現代ビジネス学科 客員教授
所沢市教育委員

提供する価値・伝えたい事

生まれただけでは、ヒトには、なれません。子どもたちは自然の中で、でっかい感動と適度な、熱い、寒い、痛いを感じてようやくヒトになり、成長します。
また、今日までの人生で、いつのまにか心の奥深くに刷り込まれた自然を恐れるトラウマが、本当の自分との出会いを妨げていて、なんとなく物足りない時間が過ぎているのかもしれません。

自然は子どもたち、そして大人が変わるためのチャンスを提供してくれます。
変らなくても生きてはゆけるけれど、変ったほうがもっともっと人生人生が感動的で、面白くなるのだとしたら、思い切って変るための一歩を踏み出してみる価値はあります。

内 容

「良い子は川で遊ばない」という看板をご覧になったことがありますか。

子どものころ、そして今でも川で遊んでいる川ガキの一人としては、「じゃオレは悪い子かよ」とふて腐れたくなるような、不愉快で失礼な看板ではあります。がしかし、近頃は子どもたちが不用意に川に近づくと、確かに危険です。危険度がましてきたのは、ハードとソフト、両面に原因があると思っています。川の形相が変ったことと、子どもたちの危機管理能力が落ちたこと。
親水河川への取り組みが進行していますが、それに伴って自らが自分の身を自分で守り、リスクを伴う遊びでも自己責任でチャレンジするような、たくましく生きる力の育成が待たれるところです。

河口湖の森の中で今、かつて川ガキを守り育てた、ちょっとおせっかいな地域のおじさんを目指し、子どもや大人の自然体験をサポートするNPO「河口湖自然樂校」をやっています。
そんな話、あんな話をたっぷりと・・。

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