情報化によるシステム改善の進め方
嶋村 譲 しまむらゆずる
経営コンサルタント提供する価値・伝えたい事
システム改善とは、企業に限らずあらゆる組織の仕事のしくみをシステム的に改善することです。場合によっては、個人のもの周りの整理にもこの考え方が役立ちます。
この講演では、システム改善の基本的な考え方から具体的な進め方までを実施事例を中心にわかりやすく説明します。
内 容
物事を全体的な視点で捉えなおすことがシステム改善の基本です。例えば、ある会社の仕入を行っている職場で、納品伝票と仕入台帳の照合チェックを全件数、毎日行っていました。その作業のために従業員が1人専任し、大変な作業になっていました。しかし、よく調べてみると、納品伝票も仕入台帳も同じコンピュータのデータから出力したものでした。事実、照合チェックで間違いが見つかったことは１度もないことがわかりました。そこで、翌日からこの作業をやめたところ何も問題はありませんでした。つまり、必要のない作業をやっていたのです。この講演では、このようなシステム的な不合理をどうすれば見つけられるか、基本的な考え方を詳しく説明します。
