感情豊かな好業績組織への5つのポイント
社員同士の協力、やる気、育成意欲を高める組織作り

河合太介 かわいだいすけ

株式会社道(タオ) 代表取締役社長

提供する価値・伝えたい事

コミュニケーションの減った会社、協力関係がうまく行かない会社など、「人間関係」の悩みは深刻になっています。
これは業績が伸びない会社だけの問題ではありません。
業績回復を実現しているにも関わらず、社員の感情疲労が起きている会社が多いのが今の特徴です。
組織感情の問題は、社員の働き甲斐、やり甲斐だけの問題で収まりません。
製造品質、サービス品質、或いは不正や偽装という事業の根幹にまで影響が出てしまうリスクを持ちます。
社員感情を豊かにし、その結果として好業績を生み出す組織作りはいかに行うか。
その7つのステップを明らかにしていきます

内 容

「会社がもっと楽しければ、どんなに活気に溢れた毎日を過ごすことができるだろう」
こう感じている人は多いと思います。
しかし、実際にはたくさんの人が「会社」という存在に苦労をしています。
特に最近は、「職場がおかしい」という声をあちらこちらで耳にするようになりました。
何か冷めた感じのする職場、ギスギスした職場が増えているようです。
例えば、次のような職場も少なくありません。

●かつては当たり前のように育ててもらっていた
新入社員が、余裕のない先輩たちの指導を十分に受けることもなく放置され、途方にくれている。

●色々なことに挑戦したい気持ちを持っているのに口に出す機会もないまま黙々と日々の繰り返しに励んでいる。諦めとかすかな希望の交錯する若手社員。

●多忙な中、しかし健気に明日への希望を抱き続けている。でも、本音は不安で一杯。もっと認められたい、もっと成長したい。しかし余裕がない。思いの丈が心の中でくすぶり続ける中間管理職。

●会話が少なく、互いに関心を持たずに、黙々と自分の仕事をこなしていくだけの職場。

●過度な残業が続く人や切羽詰まった人がいても、気がつかないのか、気づかないふりをしているのか、お互いに声をかけようとしない職場。

このような状況の中で、まじめな人、自分がどうにかしなければいけないという責任感の強い人から離れていきます、つぶれていきます。
ここにいても仕方がないと、優秀な人から離職していくケース。或いは、精神的・体力的に追い込まれ、休職や退職に到ってしまうケース。
確かに「何かおかしい」です。
人の採用が厳しい時代。現有社員にとって魅力的な会社作りは、とても重要です。そして、それは採用にも返ってきます。
組織感情を豊かにすることは、今や経営の重要な問題になっているのです。社員の感情を大切にしない会社は、自滅する時代なのですから。
・食品偽装事件の発覚は、多くが内部告発です。いいものを作りたい、誇りをもって働きたいという社員の感情をむげにした結果なのです。
・いくら自分たちの熱意を伝えても、上がまともにとりあわない、或いは自分たちの身の防御だけをする会社では、できる人から辞めていくという、自滅のシナリオを招いています。夢や情熱という感情をむげにした結果なのです。
一方で、業績が好調だし、何よりも、働く人たちの目がイキイキとしている会社も見かけます。
面白いもので、こうした会社は、扉をくぐった瞬間にわかります。人が作り出す「空気」は、玄関にまで届くのです。

・この違いはなぜ生まれるのか。
・どんなことに取組んだらいいのか。
組織感情のこうした疑問に答え、好業績組織を作るための、5つの取組みをお伝えしたいと思います。

スタッフからのコメント

変化の激しい時代。世界の企業と戦っていくためには、カギは組織力の最大化です。
感情豊かな好業績組織を作るためには、コミュニケーション力が必要です。

なぜ、コミュニケーションが必要なのか、コミュニケーションがとれない組織はどうなるのか、
豊富な企業コンサルの事例を取り入れたお話が、納得性が高く、すぐに自分の組織に活かせると好評。
経営幹部、管理職、労働組合役員など、組織を良くしたいと思われる全ての方にお勧めしたい内容です。

(人材開発担当: 森岡 記)

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