“ユニバーサルプレゼンテーション”を体系的に学ぶ
障がい者、色弱者、高齢者など 様々な特性に配慮した伝え方

磯村 歩 いそむらあゆむ

ソーシャルアントレプレナー

想定する対象者

・住民満足を目標とする自治体職員(特に住民説明を担う方)
・裁判員制度を担う検察官、弁護士
・教育に携わる人材(教員、講師、職員等)
・デザイナー、デザイン系学生
(1)住民満足を目標とする自治体職員/教育に携わる人材(教員、講師、職員等)/裁判員制度を担う検察官、弁護士
・住民、学生、裁判員の中には、視聴覚障がい者など様々な特性の方が含まれるがそうした方々に配慮した伝え方を体系的に学ぶ機会がない。

(2)デザイナー、デザイン系学生
・ユニバーサルデザインの開発に携わるのであれば、そのデザインを伝えるプレゼンもユニバーサルであるべきだが、どういう配慮をすべきか学ぶ機会がない。

提供する価値・伝えたい事

日本国民の誰でも裁判員になる「裁判員制度」が施行されましたが、今後、スライドを使ったプレゼンテーションは、様々な特性の方(視聴覚障がい等々)を対象としたものに広がっていくでしょう。しかしその特性に対してどう配慮していくべきか、知らない方多いのではないでしょうか。

例えば、耳の聞こえない方に、どのようにプレゼン内容を伝えたらいいのかご存知でしょうか。また、目の見えない方に、どうやって写真スライドを伝えたらいいのでしょう。さらに日本に300万人以上いるといわれる色弱者に対して、読めない色の組み合わせをしていないでしょうか。

そして、そもそも「分かりやすいプレゼン」というのは、このような不便さを感じている聴衆(障がい者、高齢者色弱者)に合わせて構成するのが早道でもあるのです。

講演では「音がないプレゼン」「音だけのプレゼン」を傍聴し、視聴覚障がい者の立場を体感した上で様々な特性の方に配慮したプレゼン方法(ユニバーサルプレゼンテーション)を習得していきます。

内 容

ユニバーサルプレゼンテーション ~障がい者、高齢者など様々な特性に配慮した伝え方~(90分・1回・100人程度まで)

(1)障がい者、色弱者、高齢者の特性について

(2)「音だけのプレゼン」と「音がないプレゼン」の体験
・耳が聞こえないことの体験
・目が見えないことの体験     

(3)ユニバーサルプレゼン方法について
・プレゼン方法
視覚障がい者に配慮した「話の進め方、写真の説明方法」
聴覚障がい者に配慮した「スライド字幕、ジェスチャー」
高齢者と色弱者に配慮した「スライドの配色、文字」

・会場準備
車椅子、視覚障がい者への会場アクセス案内
手話通訳者の依頼

根拠・関連する活動歴

・20年間のデザイナーとしての「プレゼン歴」
・10年間のユーザー調査計画・実査で得られた「多様なユーザー特性の理解」
・障がい者に配慮したプレゼン方法の本執筆「感じるプレゼン(出版元:UDジャパン)」
・障がい者のサポート方法の研究を4年以上(財団法人共用品推進機構・個人賛助会員の会「共用品ネット」所属)
・企業、教育機関主催「プレゼン講座」を各地で開催

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