こころのキャッチボール
~苦しみを笑いに変えた野球人生~

達川光男 たつかわみつお

野球評論家

想定する対象者

どなたでも

提供する価値・伝えたい事

小学校時代からの夢であるカープでの野球人生。野球から様々なことを教わりました。自身の野球経験より、仕事や生活に活かせるあれこれだけでなく、名将とのここだけのエピソードをまじえ、楽しくお話しいたします。

内 容

□小中学校・高校時代
小学生の時、すでに作文に「プロ野球選手になりたい。カープに入りたい。」と書いていました。
高校時代は広島商業で選抜・甲子園に出場。「ここ一番で強くなる」ことももちろん大切ですが、「ここ一番でもいつも通りできる」選手になれ、と教わり、のちのプロ野球人生に大きく影響しました。華々しいスター選手が次々に出てくる野球界、ここ一番に強い選手は、皆さんもたくさん思い当たると思います。でもそれは実は、「ここ一番でいつも通りできる」選手なのです。
仕事も同じではないでしょうか。どんな時も常に、同じ姿勢で物事に当たること、それが大事だと考えています。

□星野監督の話
星野監督に出会い、47年間の野球観が1年で変わりました。
星野さんは一生懸命な人間が好きで、「失敗しても良いから積極的にいけ!」というタイプの監督なんですね。常に本気でいることが求められました。
よく覚えている言葉は「運は一生懸命なヤツが好きなんや。運は一生懸命するヤツについてくる。」というメッセージです。すごい剣幕で怒鳴られたこともありましたが、忘れられない名将の一人です。

□キャッチャーとして
キャッチャーというのはピッチャーを信頼しても、信用してはいけないと学んできました。しかしキャッチャーはピッチャーに信用されないといけないのです。野球をしているといろいろありますから、どうしてもピッチャーに腹が立つことが出てきます。しかしそんな時も、ピッチャーに腹立っても怒らず、冷静に対処をする、この冷静さがピッチャーからの信用につながるんですね。いいリードというのはピッチャーからの信頼がないとできないのです。

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