『坂の上の雲』から学ぶビジネスの要諦

古川裕倫 ふるかわひろのり

一般社団法人彩志義塾 代表理事

想定する対象者

・企業経営者・幹部・リーダー
・中堅社員
・若手社員
NHKのスペシャルドラマの影響か、本講演の依頼多数あり、大好評を頂いている。
開国後の明治に、大きな志を持って自分の一事を成そうとする青春ドラマ「坂の上の雲」からビジネスに役立つことがたくさん学べる。明治は。海外文化を取り入れ、海外に多くの留学生を派遣して世界から学び、日本を一流国にしようとした近代のグローバリゼーション第一期である。

提供する価値・伝えたい事

司馬遼太郎先生の「坂の上の雲」は、2000万部という驚異的な発行部数を持ち、多くの経営者やビジネスパーソンがその愛読書の筆頭として挙げている。
これは歴史小説としての素晴らしさに加えて、リーダーシップなどビジネスが学べるビジネス書でもある。
古川裕倫の著書「仕事の大切なことを『坂の上の雲』が教えてくれた」は、「坂の上の雲」から登場人物やことがらが教えてくれるビジネスの参考になる部分を抽出したもの。
身分制度が四民平等となり、立身出世を求めて若者の心は踊った。同時に西洋列強と対峙しなければいけない難しい時期であり、国家として直面する日清・日露戦争を経験した。
主人公の秋山好古は、「人間は分かりやすい生き方をして、生涯に一事を成せばよい」と言う。我々現代ビジネスマンは一事をなしているであろうか。物質や情報に恵まれ、なんでもかんでもできると思い込んでいるが、実は何事も成し遂げていないのではないか。仕事においても。
リーダーシップについても「坂の上の雲」は教えてくれる。陸軍の大山巌満州総司令官、海軍の東郷平八郎連合艦隊司令長官は、人を包み込むような大きな人間力を持ってことにあたる。大なる部分はびくとも動かず、任せるべき仕事は部下に任せる。
陸軍の児玉源太郎と海軍の秋山真之は、参謀としてあらゆる可能性を調査の上、作戦を立案し、実行に移す。
大山・東郷の人間力、即ち右脳的リーダーシップと児玉・真之の高度なスキル、即ち左脳的リーダーシップが、詳細に描かれている。
本講演は、「坂の上の雲」の場面説明も含めて、それから学べるビジネスの要諦を説明するもの。

根拠・関連する活動歴

『仕事の大切なことを坂の上の雲が教えてくれた』(古川裕倫、三笠書房)

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