「絆づくりの経営」が社員の心に火をつける。
グローバルブランドの戦略と実践から学んだ「新・日本的経営」

秋元征紘 あきもとゆきひろ

ワイ・エイ・パートナーズ株式会社代表取締役
ジャイロ経営塾代表

想定する対象者

中小企業の経営者及び経営幹部
自己啓発を目指すビジネスパーソン

提供する価値・伝えたい事

かつて「日本企業の国際競争力の源泉は、社員の忠誠心、それも終身のコミットメント、年功序列、企業内組合等に根差したところにあった」
ボストン・コンサルティング・グループの創設メンバーで「日本の経営」「新・日本の経営」の著者でもある、私の恩師J.C.アベグレン博士はこのように分析しました。

成果主義、労働力や人材の流動化が進む今日、“競争力ある経営”には社員の貢献が重要であり、
それは個人のスキルや能力に加えて、貢献意欲・パッション(情熱)ある社員の存在が大きな比重を占めつつあります。

私は約10年の日本の製造業での経験のあとベンチャーの失敗経験を経て、外資ブランド企業4社のトップを務めることになりました。
その間カーネル・サンダース(KFC)/ロジャー・エンリコ(ペプシコーラ)/フィル・ナイト(ナイキ)/ベルナール・アルノー(LVMH)といった、企業家精神あふれる地球ブランドの創業者や中興の祖から、「絆づくりの経営」を直接学び実戦する機会を持つ事ができました。
そのような経験を、みなさまの今後のビジネスや自己啓発のお役にたてるよう具体例をあげて紹介します。

内 容

先の地球規模での経済危機以降、日本を含めた先進国経済が次の成長機会を模索する中、圧倒的な成長や発展を遂げる中国や韓国企業の活躍といった現在進行中の世界経済のパラダイムシフトや経営環境の劇的な変化の中で今日企業が生き残っていく為には:
 ・変化を先取りした精緻で絞り込まれた戦略を持つことと、
 ・経営者と社員との間に「感情的な絆」を作り出すことにより、
彼ら/彼女らの目標・戦略の実現の為のパッショネートなコミットメントを確保することが不可欠です。

かつて日本企業の国際競争力の源泉は、後に日本経営の3種の神器(終身雇用、年功序列、企業内組合)とよばれた
会社と社員の生涯にわたるコミットメントに在りましたが、グローバル化の進行と厳しい経営環境の変化は、成果主義の導入や人材の流動化をもたらし、多くの日本の企業にとって、今や新たなコミットメントの形態が求められています。

今日の会社経営に於いては、個々の幹部や社員による先見性と説得力を有し、創造的で迅速な行動力を伴った貢献が
益々重要になりつつあります。
この意味から、会社の目標・戦略の論理的な理解にとどまらず、その実現にパッションを持って挑戦する骨太幹部社員は成否の鍵となるのです。

講演では、この様な問題の的確な把握の為に設計された調査手法と、問題の抜本的で具体的な解決策の提案とその論拠を、自らの日・米・欧の実戦体験を交えながら具体的に紹介します。

そして経営上の諸問題点を性悪説からのリスクと考えず、むしろ大いなる機会と考え、絞り込まれた戦略の内生化と、感情的な絆造りによる社員のコミットメントの確保と人材養成策による組織の活性化の具体策を提案します。

*講演時間目安は計2時間程度(講演時間90分+質疑応答30分)

根拠・関連する活動歴

・複数の企業の顧問、経営コンサルタントを務める一方、ジャイロ経営塾セミナーをはじめ、広範な講演、研修、執筆活動を展開している。
・子供地球基金理事、六本木男声合唱団倶楽部団員・幹事。

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