『銀行融資を3倍引き出す! 小さな会社のアピール力』
~「ぜひ、貸したい」と思わせる銀行との上手なつきあいかた~

東川 仁 ひがしかわじん

やる気倍増プロデューサー

想定する対象者

・銀行から今より3倍以上の融資を引き出したい経営者
・銀行が「どうすればスムーズに貸してくれるのか」のノウハウを知りたい経営者
・銀行に「借りてください」と言われる会社にしたい経営者
・銀行の支店を訪ねたことがない経営者

提供する価値・伝えたい事

景気が多少上向いたものの、融資をとりまく環境はまだまだ厳しい状況です。
中小企業においては、より多くの融資を受けることができるかどうかが最も重要な課題となっています。
しかし、中小企業の約90%は、どうすればより多くの融資を受けることができるかを知りません。
同じ内容の決算書で、片方の会社は銀行から5000万円も6000万円も融資をしてもらえているのに、もう一方の会社は全く借りることができないということもよくある話です。
それは、「金融機関といかに上手につきあうか」のノウハウを持っているか持っていないかの差なのです。

そういったノウハウは、経営者にアドバイスをする商工会・商工会議所の経営指導員や税理士・中小企業診断士等も詳しく知らない人が少なくありません。

多くの経営者や専門家のほとんどが、「銀行から融資をしてもらうのは簡単ではない」と思い込んでいます。
しかし、結論から言えば、ちょっとした努力さえ惜しまなければ、銀行から融資を受けることは簡単にできます。
実際、私が支援させていただいた企業で、今まで信用保証協会の保証つき融資しか取引のなかった企業が銀行から直接の融資取引に至った例はいくつもあります。
普通預金の取引しかなかった信用金庫で、いきなり3000万円の融資取引がはじまった建設業者、1000万円から3000万円に融資額がアップしたインターネット広告代理店、3000万円から1億円に与信額が増えたプラスチックメーカーなど、どの企業も融資額を3倍以上に伸ばしているのです。

この講演では、地域金融機関の融資担当として、また資金調達コンサルタントとして1000件以上の融資案件に関わってきた講師が、そういった「金融機関からより多くの融資を受けることのできる企業となるための、押えるべきノウハウ」についてお話しいたします。

内 容

1.現在の金融情勢と融資状況
・返済猶予制度が金融機関に与えた影響
・現在の金融機関の状況
・金融機関の融資方針はこう変わっていく

2.融資額を3倍にするためにあなたがやるべきこと
・金融機関から融資を受けるのはむずかしくない
・あなたがアピールしなければならない理由① 金融機関が忙しくなりすぎた
・あなたがアピールしなければならない理由② 金融機関の情報収集能力が落ちた
・「つながり」(=人間関係)が融資を左右する

3.本気で応援してくれる金融機関の選び方
・銀行のきまぐれに振り回されないためには
・新たに貸してくれる金融機関はこうやって開拓する
・「よい担当者」と「よくない担当者」の見極め方
・本気で応援してくれる金融機関のえらびかた

4.「業績・将来性」をアピールして融資額を3倍にする
・情報量と融資の成功確率は比例する
・決算書に載らない情報が融資を決める
・「売上見込み」「予想損益計算書」は不可欠な資料
・同じ資料をだしても、言い方ひとつで結果は正反対に

5.「しがらみ」をアピールして融資額を3倍にする
・会えば会うほど「しがらみ」ができる
・銀行で仲良くなるべきキーマンは「融資担当役席」
・月に一度は銀行を訪問する
・融資担当役席をどうやって紹介してもらうか
・訪問すべき日、行ってはいけない日

6.「きちんとした人間性」をアピールして融資額を3倍にする
・銀行が融資したくなる人、ならない人
・融資の確率を上げる第一印象とは
・銀行が融資をする際に見るポイント
・後継者の存在は最大のアピールポイント
・銀行と人間関係を構築するための5か条

根拠・関連する活動歴

・1964年大阪府生まれ。関西大学卒業後、1989年に地元の信用組合に入行。本店営業部を皮切りに5つの支店で営業・融資業務に携わり、13年間で1000件以上の顧客を担当。
所属信用組合の破綻によって、資金チャネルを断たれた取引先のために、個人的に奔走し、多くの顧客を救った経験から中小企業支援に目覚める。
・2002年、勤務先の事業譲渡を期に、経営コンサルタントとして独立。
独立後は、前職での融資経験を生かし、資金調達コンサルティングやセミナーを積極的に行う。
・2006年、大阪府中小企業支援センターの金融担当サブマネージャーに就任、大阪府下の金融機関とのパイプ役として、中小企業支援に尽力。
・現在も多くの金融機関との良好な関係をもち、2010年5月に出版された『銀行融資を3倍引き出す!小さな会社のアピール力』では、100名を超える支店長が協力をした。

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