災害と心のケア 
~心がホっとするメッセージ~

海原純子 うみはらじゅんこ

医学博士、心療内科医、産業医
日本医科大学 特任教授
昭和女子大学 特命教授

想定する対象者

学生、保護者、教職員、市民一般

提供する価値・伝えたい事

大きな災害が起きた時の心は、どんな状態でしょうか。
東北関東大震災のときは、何日も何日も、想像を絶する映像が繰り返しテレビから流れていました。震災だけでなく、勢いを増す水害もそうです。
無意識のうちに、自分は一体何ができるだろう、と無力感を感じたり、不安にかられたりする方も多いことでしょう。

そんな想いをこんな風に置き換えることができたらいかがでしょうか。

ハーバード大学のクリスタカス教授が「うつや気分の落ち込みは、人から人へ伝わる」と研究を重ね発表されています。
遠くにいる被災者に自分が何もできない、と無力感に陥らず、今、目の前にいる人を被災者だと思って思いやりをこめて接する。
その暖かさは、その相手からまた次の人へと伝わっていくはずです。
今、自分ができることに目をむけ、暖かい波を伝えればいい。
家族でも友人でも、仕事のかかわりのある人でも、道を歩く見知らぬ人でも、
あなたが暖かい気持ちを込めて接することが、やさしい一言が、暖かい波になって人から人へと伝わるはずです。

内 容

講演の中では、落ち着くための具体的な方法や未来への心がけ、元気が出る思考法などをお伝えいたします。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)への対処の方法もお伝えいたします。

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