学力低下の問題 脱ゆとり教育!

伊藤政倫 いとうまさのり

社団法人全国学習塾協会 会長

想定する対象者

小学校・中学校の保護者
教職員
私立中学高等学校の職員
これから「先生」という職業を目指す人
現在の小学生・中学生の学力低下は深刻な状態です。
1992年から進めてきた「ゆとり教育」による指導要領(子どもたちに教える内容と分量の基準)の改訂により、
教える内容等が半減したこと、教師の側がそういう世代だから低下の具合がわからないなど問題はさまざまです。
しかし、家庭の保護者や学校関係者以外は殆んどこのことを知りません。
自分たちが子どもの頃のように、今も教えられていると思っています。
現代の学校が抱える問題点を、学習塾の側から見た視点で今後の教育改革に生かしたいと思っています。

提供する価値・伝えたい事

日本の子どもたちは今、自信がありません。
中国や韓国などの一部の圧倒的な教育や世界の競争の中で負けていることを自覚するからです。
日本の子どもたちは才能がないのではなく、磨かれていないだけです。鉄が熱いうちに打たれてないから弱いのです。

来年度から「脱ゆとり教育」に舵が取られますが、こうなると今までのゆとりペースから早くなる分だけ、
また「落ちこぼれ」問題が再浮上し、できる子とできない子の二極化が進みます。
保護者が理解し、学校や教育委員会が変わり、すべての財産が子どもたちの手に行くようになればよいと考えます。

内 容

○子どもの学力低下(小中学生の保護者向け)
日本の子どもたちの学力を総合的に分析して、全国の県別のデータで特性を説明します。文部科学省の全国学力テストの結果を分析して具体的な特性を解説します。各県別の分析を地域に合わせて発表します。

○脱ゆとり教育(小中学生の保護者向け)
2012年から中学校の教科書が改訂になり,指導内容が約1.4倍になります。なぜゆとり教育が駄目だったのかギリシャの例をあげて説明します。また,今後は親として何をどう対処すべきか考えていただきます。

○勉強できる子どもを育てる(小中学生の保護者向け)
「勉強ができる子」「勉強ができない子」の比較を様々な具体例をあげて両者の違いを解説します。
私自身が学習塾30年の経験から実例として様々な生徒やその親について紹介します。
こうすることにより、我が子を勉強できる子にするためのヒントを受講者に知恵として授けます。

○若きカリスマ講師へ(若手の先生,教師志望者向き)
学校や学習塾などで、若手の講師に向けて授業のあり方や教育する本質などを手ほどきします。
黒板やチョークの使い方の実践編から教師のあり方など精神編まで主催者のニーズに応えて(特に学校の先生など)
具体的な例をあげて説明します。

○若者の職業意識(大学生,社会人1.2年生)
大学生やこれから社会に出る人への処世術。仕事をするということは何か。何のために仕事をするのか。講師自身の体験談を通してモチベーションの上げ方を勉強してもらいます。

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