アトピーと闘い続けた30年 患者だから見えた裏側に潜む実態 
~社会の向き合い方 今後の課題と提言~

桂 文鹿 かつらぶんろく

落語家
元アトピー患者/元プロボクサー

想定する対象者

一般の方々
アトピー完治を目指す「患者さん」「親御さん」「その問題に関心を寄せる方々」が対象。
また、弱みに付け込んだ詐欺行為や、就職や結婚においても患者は社会的弱者の一員であり、そういった「人権的救済の立場」に立つ方々を対象とする。

提供する価値・伝えたい事

アトピーのお子様を持つ親御さんにとっては、大きな問題です。 アトピーを3ヶ月で完治させた元患者の経験からすれば、「アトピーの改善」に目標を置いてはいけません。「完治」を目指さない限り、患者の精神不安は拭い去れません。 お医者様の診察がまず第一ではありますが、「お医者様に任せ過ぎの患者が多い」という事も、個々が再認識する必要があると思えます。

アトピーには、「お医者様の経験と知識からしか見えないもの」と「体感した患者にしか見えないもの」の2つが存在します。
同疾患の治療には、医師と患者双方の意見と感覚を取り入れて取り組むべきと考えます。
 
現在の先進社会では、社会的弱者に対しての対応と認識が随分進歩したものと言えるでしょう。
しかし、重度のアトピー患者は慢性的で強烈な掻痒反応と精神負担を負いながら、社会では彼らをどうサポートすべきかが定まっていません。
 
いずれにせよ触れにくいナーバスな問題であるからこそ、社会全体が問題意識を持ち一体となって、取り組むべきです。 多方面から、多くの知恵袋を出し合い、彼らを取り巻く不利益や危険を元患者の立場から適確にアピールすることが、この講演のおおきなネライであります。

内 容

単にアトピーといえども、「難治療」「世間の冷ややかな視線」「詐欺被害」「家族を巻き込んだ心的疲労」など、その裏側に潜む実態に深く着目する時期であると言えます。

★アトピーとの約30年間の闘い
  ・様々な治療を試み、挫折の繰り返し

★アトピー患者の辛い体験
 ・痒みの症状だけではなく、「対人恐怖症」や「集中力の欠如」
 ・心理的な弱みを突かれて様々な健康食品や薬剤を購入させられた体験
 ・身体的なマイナス面から「就職活動」「人間関係」などに多大な影響
 ・アトピーは遺伝確率が高く、「結婚問題」等、敬遠される大きな要因

★「ながら療法」によって3ヶ月で完治に至った経緯

★社会の向き合い方 今後の課題と提言
 
  ※所要時間は90分の予定 
  ※主催者様の御希望で落語の実演を盛り込むのも可能

根拠・関連する活動歴

・これまでに、「上手な話し方講座」や「人権講演」など、講演実績多数。
・約30年の長きに渡ってアトピーと闘い続け、『アトピーを3ヶ月で完治させた超秘策』(浪速社)を発刊。

Copyright © 株式会社システムブレーン All Rights Reserved.