何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているからだ
~自分で人生を切り拓いていくために~

岩崎一郎 いわさきいちろう

脳科学者
医学博士

想定する対象者

中学生

提供する価値・伝えたい事

いつも大きな声であいさつをしていると、脳の中の言語野という部位が鍛えられます。
この言語野が発達すると、“言語”というくらいなので、話をする能力が高まり、コミュニケーション力が上がります。
また、ボランティア活動をする、というのは、実は脳の中で幸せを感じる部位を鍛えることになります。
このような形で、いわゆる昔から言われている道徳的なことは、健康な脳をつくるためにも意味があることだという、
科学的な根拠を中学生にわかりやすくお話します。

 弊社代表の岩崎は、出刃包丁を振りかざす父親の元で育ちました。父親が怖い=人は怖いと思うようになり対人恐怖になりました。友だちもできず、家に帰ると怖い父親がいるので、1人で近くの海や山に行き、自然観察ばかりしていました。でも子どもの頃、こうして鍛えられた観察眼が研究者への道に進むきっかけになったのでした。父親から少しでも遠く離れたところに行きたいと、アメリカ留学を決意するも英語ができず苦労しました。この英語の苦手意識をどのようにして克服していったかも生徒たちにぜひ伝えたいところです。

 さて、若い頃は1人で研究をしていればよかったのですが、年を重ねて部下もできてくれば、やはりコミュニケーションができないと仕事もできなくなってきます。そこで、アメリカのシカゴで大学の准教授をしていた時、見知らぬ人3000人に声をかける実験を開始!「もっと話を続けるにはどうしたらいいか?」「もっともりあがる会話をするにはどうしたらいいか?」を脳科学や心理学の知見を使って紐解いていき、ついに独自の会話法を編み出しました。現在は、日本でこの会話法を教える研修を仕事にしています。

 このような講師の体験談から、一見苦しいと思われる環境にあっても、自分の強みを育てることに繋がっているということ、苦手なことでも克服したい強い思いがあれば克服でき、それを仕事にすることもできるということ、つまり、脳の使い方を変えれば、自分の人生を自分で切り開いていける!ということをぜひ生徒たちに伝えたいです。

内 容

以下の内容を盛り込んでお伝えしていきます。
・「あいさつ」「目標を持つ」「清掃」「ボランティア」をすることで、脳がどのように鍛えられるか?という話
・脳はこんな勘違いをする(プロジェクタで動画を見せて、生徒たちに考えさせるワークをします)
・講師岩崎の実体験とそこからの学び(留学できる英語脳の作り方なども)
・講師岩崎が編み出した独自の会話法(実際に数人の生徒さんと会話をしながらワーク形式でお伝えします)
・人生を自分で切り開いていくために、今、何をすればいいか? など

※講演は、弊社取締役の岩崎クレアと二人で話をします。彼女は前職で小中学校への出前授業と教材開発をしていたので、今回も中学生に興味を持ってもらえるよう工夫いたします。

【岩崎イチロー(脳科学者 医学博士)プロフィール】
国際コミュニケーション・トレーニング株式会社 代表
京都大学卒業後、アメリカに留学し、ノーベル賞受賞教授の下で博士号取得。ノースウェスタン大学医学部脳神経科学研究所の准教授を歴任。無口・口下手を克服するため、街頭で3000人に声をかける実験を行い、脳科学に基づいた『PPM会話法』を確立。帰国後、起業し、『PPM会話法』をベースとした研修やセミナーを実施。受講者のビジネス成約率を6倍に引き上げるなど成功者を多数輩出。
著書 『何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているからだ(2013年12月発売予定)』『誰とでも仲良くなれる人の聞き方・話し方』 『出逢いの法則』など
メディア露出:名古屋テレビ, 中日新聞, 中部経済新聞, 東愛知新聞, FMラジオ, 雑誌『CIRCUS』他

【岩崎クレア(コミュニケーション心理カウンセラー)プロフィール】
国際コミュニケーション・トレーニング株式会社 取締役
大学卒業後、富士通株式会社に技術者として入社。SE向け技術セミナーの講師を務める。その間、結婚・出産・離婚を経験し、心理カウンセリングを学ぶ。その後ニフティ株式会社に転社、子どもたちにインターネットを安全に使ってもらうための教材開発、小中学校への出前授業等に従事。現在は青少年向けコミュニケーション講座、キャリア教育などの授業も担当。
著書・翻訳書: 『出逢いの法則』『世界中の女性が幸せをつかんだ魔法の恋愛書』

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