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自立と共生
自己肯定感を育むことが人権教育

若新一雄 わかしんかずお

元 福井県三方中学校校長
元 福井県警スクールーサポーター

想定する対象者

保育士、幼稚園教諭、教師、保護者、青少年健全育成指導員、人権教育に関わる方々

提供する価値・伝えたい事

変化の激しい時代を生きぬくために、身に着けないといけない力は『自立と共生』に限る。
自立とは「自己選択・自己決定・自己責任」が取ることができることである。
ただ、自分勝手な自立ではなく、共生の心を持ち合わせた自立でなければならない。
教育現場での泣き笑いのエピソードを交えまがら、自己肯定感が人を強くすることを伝えたい。

内 容

教頭をしていた平成8年頃から、弱い気持ちを持った少年がどんどん増えてきました。学校内でのいじめや、子どもが金属バットで親を殺す事件など悲惨な事件が目につくようになってきました。教師間で議論を重ね、考え抜いた結果、「自立と共生」にたどり着きました。

自立と共生を身を持って体得し、強く生き抜いた少年の話を聴いてください。
今から30年程前、小学校に赴任したころの出来事です。給食の時間になると、階段の踊り場でうずくまって泣いている男子生徒がいました。訳を聞いても言わず、ただ泣いてばかり。クラスで話し合いの場を持つことにしましたが、誰も語ろうとしません。「みんなが話さなかったら、授業はしない」と語気を荒げ、子どもたちをその日は返しました。しかし明くる日も、その明くる日も同じ。その中で一人の女の子が口火を切りました。すると堰を切ったようにみんなが話し始めました。給食が配られないのは言うまでもなく、食器が投げられたり、彼が配膳をするとバケツの中に平然と戻すというようないじめが繰り返されていたことがわかりました。理由は転校生であったこと、顔に大きなあざがあり、身なりが汚く、哀れな住まいであったことなどであり、本人にはどうすることもできない理由でいじめらていたのです。転校前の学校から殴る蹴るの暴力を受けることが日常となっていて、「いじめられても仕方がない」と本人がと言ったことに驚きました。更に驚くことに地域全体がいじめられても当たり前だという風潮であったことがわかりました。
絶対にいじめを許さないという姿勢で話し合いを重ね、子どもたちだけでなく、保護者も集め、差別に関するビデオを視聴し話し合う場を持ちました。1年経つとすっかり打ち解けて楽しい生活が送れるようになりました。
しかし彼の苦難はそれだけでは終わりませんでした・・・その後の感動の物語を講演でお話させていてただきます。

この出来事を通して、子どもも大人もいじめることが平気になっていて、本人もいじめられても仕方がないという構図が出来上がっていたことに、教師、子ども、保護者、みんなで気づくことができたことは大きな収穫でした。

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