コンフリクト(対立)を制する人は世界も制する ーコンフリクトを軽やかに対処する方法とは?

大仲千華 おおなかちか

コミュニケーションコーチ
元 国連職員

想定する対象者

グローバル人材の育成に注力している、語学力プラスαのスキルを身につけさせたい、現地スタッフとのコミュニケーションをより円滑にしたい、海外オフィスとのコミュニケーションをより円滑にしたい方、海外赴任者候補

提供する価値・伝えたい事

海外赴任者に起こる最大のストレス要因が、現地スタッフのマネジメントに関する問題だと言われています。文化やコミュニケーションスタイルの違いから、現地スタッフとの間に誤解や問題が生じるというケースです。「なんでそんなことまで言わなきゃ分からないんだ」「だから○○○人は困る」とストレスをためる赴任者と、「日本人は何考えているのか分からない」というやはりストレスをためる現地スタッフとの溝です。この講座では、それぞれのコミュニケーションスタイルの長短の理解を深めつつ、コンフリクト(対立)があった場合の具体的な対処法をお伝えします。

講演、研修いずれかのスタイルでも対応可能です。

内 容

コンフリクトの良い面とはなんでしょうか?
現地スタッフや海外オフィスのスタッフから反対意見を言われたらどう応えたらいいのでしょうか?
相手にこちらのいいたいことが伝わったかどうかを確かめるにはどうしたらいいのでしょうか?
意見が違う時にどうしたらお互いが納得する結論にたどり着く事ができるのでしょうか?

私たちはつい意見の対立をコンフリクトを「悪いもの」として避けがちです。
ただ、「違い」またはコンフリクト(対立)は、ごく自然で健全なことです。
コンフリクトがない方がいいというのは誤解なのです。

コンフリクトの存在自体は中立であり、それに対する対処の方法を私たちはポジティブにもネガティブにもすることができます。

欧米には、マネージャーやリーダー職に就く際に、紛争解決やコーチングについて研修を受ける機会があり、
紛争解決を専門にする役職さえあります。コンフリクトはあるものという前提なのです。

人との間に起こるコンフリクトにはあるパターンがあり、
パターンさえ理解していれば対処法も分かります。
コンフリクトは難しいものではありません。
コンフリクトを建設的な機会にすることもできます。

グローバル化の時代、コンフリクトを扱うスキルはますます重要になってくるでしょう。
コンフリクト(対立)に対処する方法を知ればあなたにとって無敵の武器となってくれることでしょう。

根拠・関連する活動歴

ー南スーダン、東ティモール、ニューヨーク国連本部などにおいて、元兵士の社会復帰支援や現地国政府の人材育成に10年従事。
ー多国籍チームのリーダーに抜擢され、現地スタッフのマネージメントや現地政府職員の人材開発に関わる。
ー紛争当事者とも粘り強く関わることで現地政府からも大きな信頼を得たこと。
ー紛争国での体験と多国籍チームのリーダーの体験から、コンフリクトの仲裁、争い合うアクターの橋渡しを得意とすること。
ー国連退職後は、世界の閣僚経験者などが講師を務めるプログラムにおいて唯一の日本人女性として講師を務め、アジア8カ国(スリランカ、フィリピンなど)の軍人のべ400人以上に平和を生むコミュニケーションについてトレーニングを行い国際的にも高い評価を得る。
ー内閣府主催「平和維持・平和構築に関する研究会」に有識者として参加。
ー講義先の大学では、毎年一番印象に残った授業に挙げられ、「自分も学んだことを活かしてみたい!」と、自分の中の世界が拡がり、自分と世界に対してよりポジティブに捉えられるようになったと好評を受けている。

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