「どう見えているか」がすべて ~ホントのコミュニケーションとは~

木暮太一 こぐれたいち

経済入門書作家、TVコメンテーター
一般社団法人 教育コミュニケーション協会 代表理事

想定する対象者

・労働組合 若手組合員(新入組合員~3年目組合員)
・企業 若手ビジネスパーソン

提供する価値・伝えたい事

「事実は存在しない。あるのは、ただ解釈のみである」(ニーチェ)
・・・自分としては、「よかれ」と思って行ったことでも、相手に不快感を抱かせてしまうことがあります。一生懸命がんばっていても、相手からそのがんばりが「見え」なければ評価されません。逆に、本人は「これくらい、問題ない」と思っていることが、大きな問題なこともあります。自分の意図がどうであれ、相手からの見え方が「×」であれば、ビジネスは「×」になってしまいます。
コミュニケーションは、「見え方」つまり「相手からどう見えるか?」がすべてです。自分の「意図・つもり」と他人からの「見え方」を合致させ、コミュニケーションで損をしない方法をお伝えします。

内 容

1.その行動、周りにはどう見えている?
・あなたの言動を見ている「4つの目」とは?
 ①自分の目 ②相手の目 ③第三者の目 ④世の中の目

・周囲はあなたの何を見ている?

2.「これくらい、いいじゃん」が通用しない理由
・人は、「自分のストーリー」の中で生きている
≪前日、深夜まで仕事をした社員が遅刻をしました。当人は「昨日遅くまで働いた→朝寝坊しても仕方ない」というストーリーで自分を見ていますが、前日の事情を知らない周囲は単に「遅刻をした」にしか見えません。そのため「遅刻」に対する評価が当人と周囲で変わるのです。≫

・相手があなたに抱く“ポジション期待値”
≪「営業マンは、電話1本で駆けつけるもの」「デザイナーだったら、私服で仕事をしている」など、人は他人を、その人のポジション・役割に紐づいた期待値(予想値)で見ています。その期待値と合致していれば何も感じませんが、ズレると違和感やストレスを感じます。同じ言動でも自分への期待値次第で許容されることもあれば、非難されることもあります。≫

3.意図した「見え方」になる4つの手段
・意図した見え方になるためには、「見かけ」「話し方」「言葉遣い」「行動」を整える
・相手の“ポジション期待値”に沿う
~期待通りの言動をしていればイラつかない。期待からズレると不信感を抱く
・いい見え方になる受け答え、悪い見え方の受け答え

●ワーク~あなたが望む「見え方」を演じてみましょう。
・あなたが望む見え方の要素、望まない見え方の要素をリストアップ
(どんな見た目、話し方、言葉づかい、行動をするでしょうか?)

・理想の見え方を演じながら自己紹介(商品説明)

スタッフからのコメント

他人の意見や他社の動向に振り回されて、正しい選択を見失ってしまう―
こんなシーンは多くの人が経験するはず。
自分の意図がどうであれ、相手からの見え方が「×」であれば、ビジネスは「×」になってしまいます。

コミュニケーションは、「見え方」つまり「相手からどう見えるか?」がすべてです。
自分の「意図・つもり」と他人からの「見え方」を合致させ、コミュニケーションで損をしない方法をお伝えします。(労組担当:紀三井省次)

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