ともだちってなんだろう、やさしさってなんだろう

長谷川 満 はせがわみつる
家庭教師システム学院 代表ペアレントセミナー 主宰
想定する対象者
小学1年生〜6年生の児童対象
ともだちってなんだろう?
やさしさってなんだろう?
答えを与えるのではなく、子どもたちに問いかけることによって、子どもたち自身が自分で答えを見出していく。
子どもたちが自分自身で見つけた答えだからこそ、道徳的実践につながる可能性が生まれます。
詩を作ることを通して、子どもたちに自分の心の中にキラリと光るもの善性があることを発見してもらいたいと思っています。
提供する価値・伝えたい事
「 」
そういえる かぞくがいる
「 」
そういってくれる かぞくがいる
「 」
そういえる しあわせ
そういってもらえる しあわせ
このカッコの中には同じ言葉が入ります。どんな言葉が入るかみんなで考えてみましょう。
(「 」の中の言葉に正解はなく、「おはよう」でもいいし「おやすみ」でもいい。子どもたちが言ってくれたすべての答を正解としたい。)
次にこの詩の( )の中に入る言葉を考えて詩を完成させましょう。
詩「 しあわせ 」
しあわせってな
( )やで
ある4歳の男の子はこの( )の中にこんな言葉を入れました。
しあわせってな (みんながわらっていること)やで
とってもいいですね。
でも、これ以外でもいっぱいいい言葉があると思います。
大切なのは、あたり前になってしまっているものに新しい光を当てることです。皆さんが今日、見つけてくれた「しあわせ」。それを詩にする事によって、一つ「しあわせ」がふえるのです。
次にこれをみんなで考えてみましょう。
詩「 ともだち 」
ともだちって
( )やで
みなさんにとって、ともだちってどんな存在でしょうか?
ともだちがいてくれたら楽しいですね。
ともだちがいてくれたら心強いですね。
今日はみなさんに聞いてほしい曲があります。
キロロの「ベストフレンド」って曲です。
聞いてください。(曲をかける)
この歌詞の中に出てくる友達ってすてきですね。
こんな親友、ベストフレンドがいたら幸せですね。
みなさんは皆さんのお友達にとってどんな「ともだち」でありたいですか。
もし、その大切な友達がいじめられていたらみなさんはどうしますか?
どうしたいですか?
それを目の前にしてどんな自分でありたいですか?
それを詩にしてみましょう。
詩「 わたしでありたい 」
ともだちがいじめられていたら
わたしは( )・・・あなたがしたいことをかいてください
わたしはいつだって( )わたしでありたい
(下につづく)
内 容
(上からつづく)
これは詩ですから正しい答えというものはありません。
みなさんの思う言葉でいいのです。
最後に「やさしさ」について詩をつくってみましょう。
詩「 やさしさ 」
やさしくされたら
( )
やさしくしたら
( )
やさしさって
( )
どんな詩になりましたか。
これも正しい答えはありません。
みなさんがたくさんいろんな「やさしさ」を書いてくれたら
それだけこの世界にやさしさが増えるのです。
今日は僕からみなさんに最後にプレゼントがあります。
みなさんに「あいってなあに?」という詩をプレゼントします。
みなさんはお父さんお母さん、お友達に心から愛されています。
そしてみなさんはいるだけで、みなさんがいてくれるだけで
お父さんお母さんは心があたたかくなり、
友達は心が明るくなります。
皆さんはこの世界に愛を運んで来てくれたのです。
そのことに感謝の気持ちを込めてこの詩を贈ります。
詩「 あいってなあに? 」
おひさまがでると
あかるくなるでしょ
おひさまがでると
あたたかくなるでしょ
あなたといると
あかるくなるの
あなたといると
あたたかくなるの
ほんとうにありがとうございました。
キロロの「未来へ」の曲にのせて詩をプレゼントする。