キャッシュフロー経営の基本と実務

川口宏之 かわぐちひろゆき

公認会計士

想定する対象者

管理職、経営幹部

提供する価値・伝えたい事

「キャッシュフロー経営」の重要性が叫ばれて久しいですが、その本質を理解していない人は意外にも多いのが事実です。優れた企業はキャッシュフローの重要性を理解し、経営戦略に取り入れています。この研修では、キャッシュがいかに重要か、利益とキャッシュの違い、具体的なキャッシュフロー上のリスク回避方法と資金繰りの改善策などをお伝えします。
演習問題や企業の事例紹介などを通して、実務で使えるキャッシュフロー経営の知識・スキルが身に付きます。

内 容

<セミナー時間>
4時間半程度

<人数>
10~60名

<特徴>
図を多用した分かりやすい研修
グループワークや発表等を多数取り入れた双方向の研修

<カリキュラム>
1.イントロダクション
(1)講師の紹介
(2)研修のゴール

2.キャッシュフロー経営の意義と目的
(1)キャッシュフロー経営とは
(2)利益と収支の違い
(3)演習問題

3.財務3表とキャッシュフロー経営
(1)損益計算書とキャッシュ・フロー計算書との関係
(2)貸借対照表とキャッシュ・フロー計算書との関係
(3)キャッシュ・フロー計算書とは
(4)キャッシュ・フロー計算書の活用法

4.キャッシュフロー経営において考慮すべきリスク
(1)取引の全体像の把握
(2)一般的な営業サイクルの流れ
(3)黒字倒産のパターン
(4)一般的な営業サイクルに潜む3つのリスク
 ・貸倒リスク ・在庫リスク ・機会損失/金利負担

5.キャッシュフロー経営上のリスク回避方法
(1)ビジネススキーム別に見るキャッシュフロー経営への影響
 ・前金ビジネス
 ・即金ビジネス
 ・直送取引ビジネス

6.キャッシュフローの不調を察知するシグナル
(1)在庫回転期間
(2)売上債権回転期間
(3)仕入債務回転期間
(4)演習問題"

7.キャッシュフローの改善方法
(1)運転資金
(2)キャッシュ・コンバージョン・サイクル(CCC)
(3)演習問題
(4)具体的なCCCの短縮方法
(5)事例紹介(APPLE、DELL、コストコ)

8.キャッシュフロー経営における留意点
(1)急成長期における利益とキャッシュの推移比較

9.まとめ
本日の振り返り

根拠・関連する活動歴

延べ10社以上の企業研修・セミナー講師経験
大手監査法人での監査経験
証券会社でのIPO審査経験
ベンチャー企業でのCFO実務経験
会計コンサルタントとしてのバックオフィス支援業務の経験
著書『決算書を読む技術』『決算書を使う技術』(共に、かんき出版)
連載『図解でわかる『決算書』の仕組み』(夕刊フジ)

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