想定する対象者
安全管理者、現場第一線の方々
提供する価値・伝えたい事
ヒューマンエラーの大きな要因である「うっかり」「不注意」「コミュニケーションエラー」。これらはなぜ起こるのか?
「私なら大丈夫」「私には無関係」「前も大丈夫だったから今回も大丈夫」「彼らがやるだろう」「言わなくても分かるだろう」「これくらい出来るだろう」などの無意識の思い込み(アンコンシャスバイアス)が原因です。
アンコンシャスバイアスは誰にもあることです。「最近の若者たちは根性が足りない」「血液型がA型の人って几帳面だよね」「シニアはパソコンが苦手だよね」などなど。こんなふうに思ったことは無いでしょうか。
これらは実は、すべて無意識の思い込みです。しかし、立ち止まって考えれば、この思い込みと逆のケースがたくさんあることに気づきますよね。
無意識の思い込みは、だれにもあることでそれ自体が悪いわけではありませんが、場合によっては、トラブルにつながることも多いのです(本人はそんなつもりではなかったとしても)。
「これくらい言わなくても分かるだろう」という無意識の思い込み・・・でも実は、相手はその課題には具体的に指示してもらわないと出来ないケースだってあるのです。
「いつも大丈夫だから今回も大丈夫」「私は慣れてるから、大丈夫」という無意識の思い込み・・・意識が対象に向いていないいい加減な指差喚呼につながったりします。今回も大丈夫という保証はどこにもありません。
立ち止まって、アンコンシャスバイアスに気づき、上手く付き合うことが「うっかり」「不注意」「コミュニケーションエラー」を改善し、ヒューマンエラー防止につながります。
アンコンシャスバイアスを体感していただくことで気づきにつながります。そして上手く付き合う方法を学ぶことで、ヒューマンエラー防止に役立てていただきます。
内 容
(60分~90分の例)
■ウォーミングアップ「無関心は最大のNGと“気を付ける”の意味について」
■人は意識したものしか見えていない
ヒューマンエラー防止①「意識する」
■アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)に気づく
■コミュニケーションエラーを改善する(伝えるから伝わるコミュニケーションへ)
ヒューマンエラー防止②「苦手ではなく、練習不足」
ヒューマンエラー防止③「あいまいな指示でなく、具体的な指示」
ヒューマンエラー防止④「分かったつもりでなく、確認する」
■思い込みや未知を減らし、理解を増やす(共有する)
ヒューマンエラー防止⑤「話し合う、聴き合う」
■確認動作はアンコンシャスバイアスの影響から離れる基本の型
ヒューマンエラー防止⑥「安全意識のスイッチ」
ヒューマンエラー防止⑦「集中力を迎えに行く」
■積小為大
ヒューマンエラー防止⑧「日々の小さなことの積みかさね」
■ゼロ災へ向けて
ヒューマンエラー防止⑨「当事者意識と行動」
業務外の講師への取次は対応しておりません。