医療事故から学ぶ組織のリスクマネジメント

永井弥生 ながいやよい

医療コンフリクトマネージャー
医学博士、皮膚科専門医、産業医

想定する対象者

組織のリスクマネジメントに関心を持ってもらいたい方

提供する価値・伝えたい事

群馬大学病院の医療事故が大きな問題になった背景には組織のリスクマネジメント、職員の意識の問題がありました。組織のリスクマネジメント体制、安全文化の風土を定着させるためにどのような改革を図ったのか、病院だけでなくあらゆる組織に共通する問題が潜んでいます。大きな医療事故の対応に関わった経験から、安全意識の高い組織を作るために必要なことをお伝えします。

内 容

・医療事故とは何を言うのか、どうして起こるのか。
・人は間違える。誰もがリスクマネジメントに関心を持つためにどうしただよいのか。
・事故が判明したときに組織はどうあるべきなのか。
・医療事故調査とは? 詳細な事実確認が必要。
・事実と関わる人の想い、それぞれの立場を客観的にみる。
・紛争の分析を知ることで、日常の問題解決にも役に立つ。

根拠・関連する活動歴

2011年より医療メディエーター協会シニアトレーナー(全国に40名ほどいるが、女性医師では全国唯一)として病院内での苦情紛争対応、医療事故対応および研修講師として指導に当たる。2014年、群馬大学病院において、医療安全管理部長として腹腔鏡下肝切除術の医療事故に気づいて指摘、その後の事故調査、院内改革、すべてのご遺族対応を担当した。医療メディエーションを学び指導に当たってきた実績と史上最大ともいえる医療事故対応における実践は他に類をみない。医療のリスクマネジメントから社会への発信をコンセプトにさらに活動を展開している。

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