社会現象を捉える「ストーカー」や「DV」という言葉
コミュニケーションの難しさを乗り越え分かち合える関係を

岩本茂樹 いわもとしげき

社会学博士
神戸学院大学 現代社会学部現代社会学科 教授

提供する価値・伝えたい事

車中で、携帯電話をされると嫌な気分になりませんか。
それって、なぜなんでしょうね。 
メディア媒体の時代的な変化と、その変化に伴う使用の変容に触れながら、人とのコミュニケーションの難しさを乗り越え、分かち合える関係を考えましょう。

・現代社会の空間距離の問題点
満員電車の居心地の悪さ。見知らぬ人とのエレベータ内の気まずさ。
現代の私たちを息苦しくさせている人との距離感。
見知らぬ人、親しい人、さらに職位の関係から無意識に築いている異なる空間距離について考えてみよう。
さらに、この空間距離を人間はどのように利用しているかにも触れながら、現代社会の空間距離の問題点を提示する。

・コミュニケーションに潜む多様な世界
「次の仕事があるから・・」と、話を打ち切ろうとしてもわかってくれない人。
日常生活におけるメッセージが、うまく伝わらないもどかしさや、解釈の多様性に触れながら、コミュニケーションの難しさを考える。
また、社会現象を捉える「ストーカー」や「DV」という言葉が、あらたな社会問題を誕生させていることについて考える。

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