「夢を持ってはいけません」~結果を出す6つの行動~

佐々木 宏 ささきひろし

株式会社 Coach For All CEO
学習コーチアカデミー 主席研究員
1stペンギンクラブ 主宰

想定する対象者

○小学生から大学生まで
○進路支援やキャリア教育、就活等の授業で展開することを想定

提供する価値・伝えたい事

○夢に日付を入れて目標にしないといつまでたっても理想の成果は得られない。
○目標が達成できない理由は6つある。「目標が適正でない」「やり方が間違っている」「機が熟ししていない」「信じていない」「本気でない」「目的がない」。逆に言えばこの6つを留意して行動すれば多くの場合目標はかなう。
○一方で目標達成するために本気になると環境を変える必要が出てくる。一番のネックは時間管理。友達からの誘いを断る局面が出てくる。そのストレスを克服するために、成功して得られるものを強くイメージする必要がある。そして友人関係を見直す必要もある。

内 容

○簡単な自己紹介の後にすぐに演習に入る。

演習1 バケツの水
二つのバケツと金ざるを用意してもらい一つには水を入れておく。壇上に数名の生徒を上げ、バケツの水を金ざるを使ってもう一方のバケツに移すよう指示。多くの場合戸惑って途方にくれる。正解は金ざるを使いながら数滴づつ水を移す。
>>「これが努力を象徴するもの。努力はいつ開花するかはわからない。でも必ず水はたまっているのでいつかあふれ出る瞬間がある。バケツの水は外から見えないので心が折れる。でも信じてやり続ける。これが「努力はうそをつかない」ということ。いったんやり続けたらあふれ出るまでやってみる。

その後、夢と目標の違いを解説し、上記で説明した努力が実らない6つの要因について解説。「本気になる」の演習へ。

演習2 前屈
ビニルテープを用意してもらう。壇上に人気者の生徒を上げて「思いっきり前屈してください。指の先端をマークします」とし、取り組んでもらう。その後そのマークの下5センチのところにもう一つマークしこう支持する。「君絶対あのマークまでいけるから信じて全身全霊で取り組んでくれ。絶対にできるから!」と暗示をかける。するとそのマークまで指は到達する。
>>「このように多くの人はなんにでも本気になったつもりでいる。だから目標に手が届かない。スポーツはわかりやすいがTOPとった人間は半端じゃない努力をしている。君たちも本気になったつもりではなく本当に本気になったら必ず結果が出る。彼は本気になって5センチ伸びた。テストの成績だったら5点。5科目あれば25点伸びる。」

○一方で本気になったら必ず時間管理の問題が出てくる。今までと違う結果を出すためには時間の使い方の見直しが必要。友達の誘いも断る局面が必ず出てくる。それはストレスで「NO」といいにくい。そのときに「NO」というためには、「NO」より強い「YES」を持つことが大切。つまり、目標を達成して得られるものをいつも意識しておくことが重要。壁や文具等、目に付くところに目標を書いて常に確認する。

○目標を持った子どもが動きやすいように「親友」と「真友」の違いを説明。「真友」は友達が立てた目標達成を支援してくれる。足を引っ張る人間は単なる親しい友。本気になれば本気で痛みや喜びを分かち合える真の友とめぐり合うことができる。

演習3 86400円の使い道
最後に時間の有効活用について演習。今年何パーセントくらいの力を発揮して生活してきたかを問う。多くの場合50%平均となる。そこで1日86400円が毎日届いたと仮定したばあい何に使うかを問う。使い切った場合また翌日同額が届く。貯金はできない。最初は好きなものを購入するがやがて買うものがなくなる。>>>86400という数字は1日を秒換算にしたもの。1日50%の力で生活しているものは、43200円をどぶに捨てているようなもの。お金は失っても後から取り返せるが、時間は取り返せない。すべての人に平等に届く86400円の使い方を改めて考えてみよと。

信じることの動画解説 本気になることの動画解説

根拠・関連する活動歴

○教育業界におけるコーチングブランド、学習コーチアカデミーが提供した講演や研修にはこれまで4万人近くが受講した。このうち1万人近くが小学生から大学生。
○著書「夢を持ってはいけません」はティーン向けの自己啓発本としてロングセラーを記録。神戸の中学受験でもテスト題材として取り上げられた。
○講演者は日本で一番卒業が楽な通信制の高校で5年間にわたりコーチングディレクターを務め、難関大学の合格者を多数輩出してきた実績がある。

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