安全環境を見直す知覚心理学からのアプローチ
~脳の仕組みを理解して安全に注意を向けさせる~

水戸くみる みとくみる

神経心理カウンセラー

想定する対象者

建築現場やガソリンスタンド、運送業、医療従事者、介護従事者等の安全に留意することが求められる分野の経営者の方や現場で働く方々

提供する価値・伝えたい事

職場の安全のために行われている指差しや、点呼、注意を促すサインの設置には最適な方法があることが知覚心理学の知見から明らかになっています。
人は、無意識のうちにどのような対象に注意を向け、その対象を記憶し、意識するのかについて理解することは、職場の安全を保持し、ミスを防ぐことにもつながります。
 本講演では人間のメカニズムを知覚心理学(主に視覚、聴覚からのインプットに関連する心理学)と脳科学の視点からお伝えしたいと考えています。

内 容

どのような視覚情報(色や大きさ位置など)が注意をひきやすく、記憶に保持されやすいのか、どのような聴覚情報(音の大きさや高さ、種類など)がどのような状況で効果的であるのか等について知覚心理学と脳科学の観点からそのメカニズムについての解説も交えつつ、説明します。場合によってご自身で確認していただけるような簡単な知覚実験もスライド提示できればと思っています。その後、職場での安全対策への活用について、具体的な方法について、事例を交えつつ解説していきます。最新の知覚心理学や脳科学の研究からの知見などもわかりやすく交える予定です。

■構成概要の一例(投影資料及び配布資料:簡単な知覚実験を含みます)
1.知覚心理学からみた注意のメカニズム…脳科学の知見とともに…
 ①安全の現場で活用されている知覚心理学  ②聴覚情報と注意の関連
 ③聴覚情報と注意の関連        ④その他の感覚情報と注意の関連
2.簡単な知覚機能実験(スライド提示)
3.職場の安全委向けて知覚心理学の応用
   ①知覚心理学から見た安全のための注意の落とし穴  
   ②効果的なサインの提示
   ③効果的な指示の出し方      
   ④注意のための情報提示のタイミング
4.まとめ   
5.質疑応答

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