生産性を上げてヒューマンエラーを減らす
~職場の安全を脳の活性化から考える~

水戸くみる みとくみる

神経心理カウンセラー

想定する対象者

建築現場やガソリンスタンド、運送業、医療従事者、介護従事者等の安全に留意することが求められる分野の経営者の方や現場で働く方々

提供する価値・伝えたい事

脳には処理容量があり、それを超えてしまうと機能不全となって例えば不注意を起こしてしまいます。不注意を防ぐという発想ではなく、不注意をしない処理能力に引き上げるという発想で、脳の処理能力(Capacity)を上げる方法について具体的に解説していきます。

内 容

脳の処理容量は、個人的な特性などによって異なります。脳の疲れの程度や要求される作業の負荷の程度によって、要求される処理能力が大きくなればなるほど、残りの容量は小さくなり、ケアレスレスミスを引き起こす要因となります。個人的な特性の制約はあるものの最近の研究では、使われていない部分を活性化させることや作業の仕方に工夫を加えることで、処理容量を大きくできることが分かってきました。そのメカニズムと実際のトレーニングについて解説し、職場での安全環境を向上させることに役立てていただきます。脳の処理能力についてのワーキングメモリの簡単な心理実験をスライド提示して交える予定です。

■構成概要の一例(投影資料及び配布資料:簡単な知覚実験を含みます)
1.脳の処理要領について
 ①なぜケアレスミスが起こるのか  ②脳の処理容量と注意力
2.簡単なワーキングメモリの実験(スライド提示)
3.職場の安全委向けて脳の処理容量を高める…職場の安全対策と関連付けて…
   ①処理容量を短期集中        ②脳の休息時間と自由時間
   ③体のストレッチで脳をストレッチ  ④脳の処理能力を下げる習慣を排除
4.まとめ   
5.質疑応答

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