「気づけば変わる“もったいない”」~古典落語にもエコがいっぱい~

桂 七福 かつらしちふく

落語家

提供する価値・伝えたい事

環境問題やエコについての考え方を学ぼうとする意識の高さは子ども達から年配の方々にまで、性別・世代を問わずに広がっています。
ところが、現実の生活の中では「何をどうしたら地球環境・自然環境に良い効果をもたらすのか?」と大きな行動をしなければいけないような感じになってしまうことも多いようです。
まずは、桂七福の講演から、みなさんの日常生活の中から「もったいない」や「分別すること」をスタートさせていただけるきっかけになってほしいと願っております。

内 容

古典落語とは今からおよそ400年前に原型が完成されたと言われています。
そのころの日本は、とにかく再利用の多い日常生活でした。
その時代の庶民の生活が描かれた落語を口演すると、「長屋の便所の糞尿までもを売ることができたんですか?」というような声をいただくことがあります。
落語は「お笑い・娯楽文化」であることは間違いないのですが、その噺の中に盛り込まれた「説法・人情」などは、現代社会の人々の心に今でも大きく響くようです。
そんな中に「ケチと始末は違う。ケチは自分のことしか考えてない。始末はみんなのためだ。」というような台詞が出てきます。
400年前に作られた落語にこのような大きなメッセージが含まれていたりします。
環境問題とは関係無さそうな落語を笑いながら聞いていても、みなさんの心には大きなメッセージが残ると信じています。

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