LGBT講演・研修(実業団・部活動に励む学生アスリート及びその指導者向け)

勝山こうへい かつやまこうへい

シンガーソングライター
護身術講師

想定する対象者

実業団選手及びその指導者・スタッフの方々
部活動に励む学生アスリート及びその指導者の方々

提供する価値・伝えたい事

選手たちひとりひとりが持つ個性や能力を発揮し、輝ける未来を切り開くべく、選手たちをはじめ、日ごろ関わる先生方・スタッフの方へ性的マイノリティに対する正しい知識を持っていただくための講演会を実施いたします。

GAY当事者の私は、2021年3月まで警察官をしておりました。
9歳の頃、GAYと気づき誰にも言えず孤独を抱えたまま今まで生きてきました。
私自身が経験した「リスクが大きくカミングアウトできない学校や部活、職場環境」を変えたく、警察官を辞め、性的マイノリティに対する正しい知識を伝えるための活動を始めました。

スポーツはスピードやパワーを競う男性性の象徴と捉えられていることから、スポーツ界は一般にLGBTQに対する差別意識が強いとされています。

東京五輪は、LGBTQを公表して参加する選手が過去最多の160人を超えるものの、これまでで最も多様性ある大会を主催することになったホスト国である日本自体は公表者ゼロでした。

私自身、現役時代はGAYであることを隠し通していました。
今の日本では、現役中の選手のカミングアウトは「偏見や差別により心理的な居場所がなくなる」等、非常にリスキーだと感じているLGBT当事者も多いように感じます。
隠し続けることの息苦しさを理由に競技を退いてしまう選手もおり、それは非常にもったいないことです。

これは、LGBT当事者自身が努力して解決していくことではなく、「スポーツ界で心理的安全性をどれだけ高めていけるか」が課題だと感じます。

スポーツ教育現場のミッションは、「選手が競技に集中してパフォーマンスを最大限に発揮させること」だと思います。

また、日本ではこれまで、LGBTに関する差別やハラスメントを禁止する法律がありませんでしたが、いわゆる「ホモネタ」など、性的指向や性自認に関するハラスメント「SOGIハラ」や、本人の性的指向や性自認を本人の同意なく第三者に暴露する「アウティング」もパワハラ防止法施行により、企業の対応が法律上の”義務”となっています。
(大企業は2020年6月から。中小企業は2022年4月から。)

現在、私は十年以上年寄り添った元消防士のパートナーと暮らしています。
未来の選手たちや現在悩んでいる指導者の方々に向け、性的マイノリティとして生まれてきても明るい未来はあるんだということをお話しさせていただきます。

性的マイノリティは11人に1人存在すると言われており、30人クラスだと2人3人存在していることになります。
「必ず存在する」という想定のもと、いつそのような相談があっても対応出来る先生・スタッフ・部の仲間であってもらいたいです。

本講演・研修は「わかりやすい言葉と内容でお伝えすること」を心掛けております。

元柔道選手・指導者という経歴から、選手はもとより、スポーツ現場の先生方のご苦労なども理解をしております。

誰もがありのままの自分で輝ける社会づくりのご協力をさせて頂けたらと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

内 容

内 容(例)
1自己紹介
2LGBTQ基礎知識
3海外と日本の現状
4職場での当事者目線で知る困りごと
5スポーツ教育現場に必要な取組み
6アライの重要性
7SOGIハラ・アウティング防止について

※元消防士(11年勤務)のパートナーとの登壇も可能です。

根拠・関連する活動歴

LGBT啓発活動講師(GAY当事者)
柔道家(競技歴20年、指導歴16年、柔道五段)

【LGBT研修会実績】
2021年4月~
企業・自治体・学校など多数

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