子育て中の家庭と支援者のための防災(地震、風水害)

上沢聡子 かみさわさとこ

防災士
東京都防災語学(英語) ボランティア
「赤ちゃんとママの防災講座」 主宰

想定する対象者

小さなお子さんを育てる家庭や支援者に向けて、「地震や風水害で、子どもがいる家庭が困ること」「対処方法」を伝え、防災の一歩踏み出していただけるようにします。

提供する価値・伝えたい事

・「何が不安かすら分からない」という状態を脱し、「やるべきこと」を把握する。
・災害弱者から、助ける側へ。無力感・不安から、何かできるという自信を持つ。
・今まで面倒で手をつけられなかった防災を、身近なところからはじめるきっかけづくり。

内 容

最初に災害発生12時間シミュレーションを行い、子育て中の家庭にとって何がリスクかを提示します。その後、自宅の安全性、電気・ガス・水道などのライフライン停止時の対策、乳幼児特有のおむつやミルク、避難の考え方などについて伝えます。

どこから手をつけたらよいか分からない方が多いのですが、家族で話し合い、水1本を買い足す、母子手帳を撮影保存、防災アプリを使ってみる、などすぐはじめられる工夫を重視します。

*オンライン開催も可能。

根拠・関連する活動歴

【聴講者の声】

・地震発生12時間シミュレーションにより、災害時のことを実際の状況も踏まえて聞くことができました。すぐできる備えも教えてもらい、取り掛かれそうな気がします。

・小さい子がいる場合の家庭の備えや持ち出し袋や、日常生活に防災をとりいれる視点が役に立ちました。

・食事の備蓄ばかり考えていましたが、マンションではトイレ問題が深刻と分かり、備えることに決めました。

・自宅の土地がどれくらい揺れやすいのか、火災延焼の危険性などを最初に確認して対策する必要があるとわかりました。ハザードマップなども、家族で確認して、どんなふうに動くかを決めておきたいです。家具固定の大切さもあらためて感じました。

・母子手帳やお薬手帳の活用、スマートフォン撮影が被災後の罹災証明書のために使えること、など知らなかった備えがわかりました。子どもの健康・安全について少し自信がもてそうです。

・避難所にできるだけ頼らずに済むようにという視点が一貫していてとても勉強になりました。在宅避難を想定するきっかけになりました。

・テレビなどの情報よりも、生でみた意見や、実用がわかってとてもためになりました。

・自助努力が一番大事とか、町会ごとにものが配られることなど、災害時の行政の動きや考え方がわかってよかったです。

・大雨の時の避難を判断するなど役立つアプリを教えてもらい、そのQRコードも配布されてすぐアクセスできたのが便利でした。
日常にあるものを利用した防災グッズについて、もう一度ゆっくりお話をお聞きしたいです。

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