南極観測隊閉鎖空間の食事は脳に食わす!
~閉鎖空間のコミュニケーション術は?~

篠原洋一 しのはらよういち

旅する南極の料理人

提供する価値・伝えたい事

南極観測隊での越冬は約400日にも及ぶその中で1日の食料金は決まっている。しかしそれに合わせて毎日食事を作ると中身が違っても単調な献立になってしまう。南極観測隊の最重要任務は無事での帰還、それには健康を害さないメンタルをやられないと言うことも非常に重要である。そこで観測隊の食事は普段の食事を質素にするとパーティーのときにはかなり豪勢な物を食することが出来る。例えば蟹ずくパーティーは6人テーブルにタラバガニ1杯、毛蟹一人1杯・ズワイ蟹鍋食べ放題をすると「すげーこんな蟹だらけ、食べたことがない!」実はこの印象は1週間経っても1ヶ月経っても1年経っても10年経っても「あのときの蟹尽くしパーティーすごかったな!」というこれは胃袋に残った印象ではなく脳に残った印象で同じ量を分散するより効果がある。食事もメンタル維持とコミニュケーションに大きな力を発揮する。

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