東洋医学の魅力 「養生」という考え方
自然治癒力を高め、疾病予防・改善、未病治を目指す!

三谷智子 みたにさとこ

鍼灸治療三陽院院長 
社会健康医学博士(京都大学)

提供する価値・伝えたい事

私たちはとても長生きできるようになりました。
でも亡くなる前の9~12年は誰かのお世話になって生活することが多くなっています。年を取ると、身体のいろいろなところに不具合が出てきます。また薬の代謝が弱るため、多くのお薬を飲むこともリスクがあります。

昔から日本には「養生」という考え方があり健康の維持・増進に努めてきました。この養生という概念は東洋医学の根幹をなし、ヒトの自然治癒力を高め、疾病の予防や改善、未病治(病気になる前に治療する)を目指します。

鍼灸でがんを治すことはできません。
でも、様々な痛みや不眠、体調不良などの不定愁訴に対して症状を軽くすることで、その人の持つ自然治癒力を高め、少しでも快適に苦痛のない日常生活を送ることができるようお手伝いができます。
鍼灸では、
①痛みを和らげる
②血流をよくする
③筋肉の緊張を緩和する
④免疫細胞を増加・活性化できる
⑤自律神経を整えるなどの効果があることが分かっています。

西洋医学、公衆衛生学の発展は日本人の寿命を非常に伸ばしてくれましたが、これからはこの長く延びた寿命を健康に過ごすために、東洋医学の知見を用いて死ぬまで元気に過ごしたいものです。

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