無自覚のパワハラ行為者に“自覚”させ、
再発させないための超実践的パワハラ根絶研修

湯澤 悟 ゆざわさとる

パワハラ予防コンサルタント
社会保険労務士

想定する対象者

行為者(被通報者)の多くは、昭和的気質を持つ中高年層である管理職であり、かつ、無自覚者です。よって、本研修は、無自覚にパワハラ行為をしている管理職向けの超実践的パワハラ対策研修となります。

提供する価値・伝えたい事

パワハラ行為者を辞めさせるための研修ではありません。パワハラ行為者は、裏返せば、過去の経験に自信があり、周囲に引きずられることなく物事をポジティブに捉えて力強く物事を推し進めることができ、ともすればメンタルが強い人とも受け取られがちなこともあるでしょう。それが、行き過ぎたがゆえに(無自覚ゆえに)、横柄・傲慢な態度や威圧的・高圧的・感情的な態度に変わってしまっている場合も多いものです。ですから私は、本研修を通じて、パワハラ行為者に対して自覚を促し、その上で、本人が持つパワーを良い方向に転換させ「真のハイパフォーマー」になって頂くことに力点を置いています。

内 容

※研修前までに、管理職教育用Web適性検査「パワハラ傾向振り返りシート」をご受検頂きます。
※以下の内容は「2時間研修」の一例です。

1.会社ご担当者様ご挨拶、講師自己紹介
 
2.研修チェックイン
(1)「1アクション3ゴール」を各自で設定
 
3.研修の目的と本日のプログラム等
(1)研修目的
(2)本日のプログラムについて
 
4.イントロダクション【15分】
(1)パワハラ防止法による定義の再確認
(2)これだけパワハラがダメだと教育や研修を受けているのに、何故、日本からパワハラ問題がなくならないのか
(3)厚生労働省のパワハラ実態調査でも、実に54%が無自覚のパワハラ行為者だと言われているが、何故、無自覚のパワハラ行為者が多いのか
(4)従来の価値観やスタイルの良さについて
(5)現代的なリーダーシップの特徴
 
5.パワハラ行為者の潜在的意識について考える
(1)パワハラ行為者の潜在意識について
(2)なぜ、自分が優れているという考え方を持つと他人を見下すのか
(3)自己肯定力が高い人も人を見下す傾向があるのか
(4)パワハラ行為者にならないために、自己防衛能力を高めることの有用性

6.Web適性検査フィードバック
(1)行動価値検査について
(2)パワハラ傾向振り返りシートについて

7.現代に通じる管理職のマネジメントについて
(1)リブランディングの必要性
(2)マネジメントに対する行動変容の必要性

8.最後に(講師及び事務局より)

根拠・関連する活動歴

①2013年以降、大手上場企業等を中心に、パワハラ対策研修、人権・コンプライアンス研修等での登壇回数は700回、総受講者数は50,000人(経営層、管理職層が中心)を超える実績があります。
②管理職教育用Web適性検査「パワハラ傾向振り返りシート」の共同開発者です。
③大手上場企業において、パワハラ行為判定業務の支援を行っています。

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