宇宙ゴミ問題とは何か ~人類の共通課題と日本の貢献~

山浦雄一 やまうらゆういち

山浦技術経営士事務所 代表
筑波大学 客員教授
元 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 理事

想定する対象者

宇宙開発の知識は無いけれど、宇宙ゴミ問題の現状、原因、課題、更には、解決に向けた世界と日本の取組みなどを理解したい、とお考えの皆さんを想定しています。

提供する価値・伝えたい事

■今日、宇宙の利用は、社会活動や日々の暮らしに無くてはならぬものとなりました。
■宇宙開発の発展に伴い、ここ数年のうちに人工衛星が飛躍的に増加しました。そして、宇宙ゴミが増え続けています。
■宇宙ゴミがこのまま増え続けると、宇宙ゴミ同士の衝突が繰り返され、人類の宇宙利用も宇宙進出も不可能に。「宇宙ゴミ問題」は、各国が協力して対処すべき「人類の共通課題」なのです。
■この重要課題の実情と対処策と、国際社会の先頭で貢献する日本の姿をお伝えします。

内 容

逸話やビデオを交え、宇宙開発とは無縁の方々にも分かり易く説明します。

■宇宙ゴミとは何か。なぜ増え続けるのか。なぜ大きな問題なのか。
■宇宙ステーション・宇宙飛行士や人工衛星は、宇宙ゴミ衝突の危険からどう守られているのか。
■宇宙ゴミを増やさないための規制ルールはどうなっているのか。
■宇宙ゴミを減らす(掃除する)技術はどこまで進んでいるのか。実現には何が難しいのか。
■宇宙ゴミを増やさない、あるいは減らすための国際協力はどうなっているのか。日本は何にどう貢献してきたのか。
■今後への期待と課題
■まとめ(総括、質疑応答)

根拠・関連する活動歴

■講師は、JAXAで国際宇宙ステーションの仕事に従事し、日本実験棟「きぼう」の設計や運用における宇宙ゴミ対策の課題には、1990年代から向き合っていました。
■講師は、JAXA時代から宇宙ゴミ問題を重要課題と強く認識し、JAXA退職後の現在も関係機関との対話やネット等の情報を通じて、最新状況を把握しています。

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