経験者が語る本当の事業承継

関根壮至 せきねたけし

ランナーズ株式会社 代表取締役
法政大学大学院MBAコース 特任講師
中小企業診断士

想定する対象者

主にファミリービジネスを経営されている経営者で、これから事業承継を迎える現経営者、後継者を対象としています。親子関係、社員との人間関係に悩んでいたり、後継者育成の課題、現実問題としてどのように世代交代を行っていけばいいのか等に悩みを抱えている方に参考となる講演内容となっています。

また、中堅・大企業で後継者1人だけではなく、後継者を補佐する経営チームを構成する幹部育成に悩みを抱えている、サクセッションプランの策定、実行に悩みを抱える経営者の方にもお役立て頂ける内容です。

提供する価値・伝えたい事

セミナーをお聴き頂く事で、以下の項目をご理解頂けます。

・本当の事業承継の終わり(完了となる状態について)
・ファミリービジネスにおける人間関係が引き起こすリスク
・後継者が抱える悩みの根本的な原因、メカニズム
・会社が傾く本当の理由について
・後継者特有のコミュニケーション、人間関係を阻害する原因
・後継者の悩みを解消するための手段について
・世代交代後、後継者が留意すすべき注意点(8項目)
・幸福な事業承継を実現するために、現経営者(先代)、後継者がそれぞれ取り組むべきこと

内 容

・自己紹介
・誤解されている「事業承継完了」の定義
・私が経験した事業承継
・私がやっていた残念な行動
・なぜ、世代交代が円滑にできないのか?
・経営者の家庭環境
・親子の衝突を回避する必勝テクニック
・後継者が抱える悩みの原因
・解決策としての後継者育成
・まとめ
・Q&A

根拠・関連する活動歴

10年弱のサラリーマン生活を経て、父が創業した会社(年商60億、社員数360名)を後継者として事業承継しており、通算で16年半に渡り経営の仕事に就いていました。その間、赤字に苦しむ事業を経営責任者として再建したり、社長就任後は短期間で売上、利益を大幅に伸ばし、財務体質も改善させてきました。その背景には、親族との人間関係に於ける対立問題を抱えつつも、社員との人間関係を構築し、様々な経営課題を解決させることができた結果、経営が改善しています。この16年半の経営者としての実務経験が、私に経営者として必要な事を与えてくれました。会社を弟に引き渡し、独立後は、それまで我流で行っていた経営手法を強化するために、法政大学大学院MBAへ通い、学術面からも事業承継について研究し、ファミリービジネスの課題を解決する具体的なメソッドの研究を行っており、現在、弊社が提供するコンサルティングメソッドの基礎となっています。

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