会社の実態を把握する経営指標の作り方

関根壮至 せきねたけし

ランナーズ株式会社 代表取締役
法政大学大学院MBAコース 特任講師
中小企業診断士

想定する対象者

中小企業の経営者、後継者で、原価管理、採算管理に課題を抱えている方々。
勘による経営から、数値に基づく経営へ脱却を考えている経営者の方。

提供する価値・伝えたい事

多くの中小企業で世代交代を迎えていますが、世代交代を機に管理会計制度の整備に取り組む企業が増えています。私自身も世代交代を機に管理会計の仕組みを整備し、業績を大きく伸ばしました。背景にあるのは、創業者、先代経営者の経営スタイルが勘を頼りにした経営となっており原価管理が不十分な企業が多く存在しています。この「どんぶり勘定」の状態から脱却し、数値による経営への転換を目指す後継者が多くいらしゃいます。本セミナーでは、私がいかにして年商60億円企業で「脱どんぶり」を実現させたのか、全工程をお話させて頂きます。

内 容

・自己紹介
・私が直面していた「どんぶり勘定」という経営課題
・「脱どんぶり勘定」を克服したロードマップ
・「脱どんぶり」を実現させた具体的な施策
・まとめ
・Q&A

根拠・関連する活動歴

10年弱のサラリーマン生活を経て、父が創業した会社(年商60億、社員数360名)を後継者として事業承継しており、通算で16年半に渡り経営の仕事に就いていました。その間、赤字に苦しむ事業を経営責任者として再建したり、社長就任後は短期間で売上、利益を大幅に伸ばし、財務体質も改善させてきました。

社長就任時に直面していた最大の課題は「どんぶり勘定」です。期末が近づくまで、どのくらいの利益が出るのか予想できない。数値管理は、売上、受注のみという状況でした。それまでは、創業者の勘による勘ピューター経営が長年続いてきたため、社員も採算性につての知識も関心もないという状況でしたが、管理職を中心に管理会計に関するトレーニングを全国で展開し、自社独自の管理会計制度を設計、導入、浸透させることによって、社長就任後、短期間で会社の業績を大きく伸ばした経験で得た知見、具体的な手法に基づいてご説明させて頂きます。

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