相手も自分も大切にするコミュニケーション

吉井奈々 よしいなな

一般社団法人JCMA 代表理事
コミュニケーション講師
心理セラピスト

提供する価値・伝えたい事

一番大切なことは、「誰かを大切にするのと同じくらい自分を大切にする事」です。

内 容

現代は相手を大切にしすぎて自分を犠牲にしている人が多いようです。人に嫌われるのが恐いと思っている人がとても多いですよね。人との距離感は難しいです。でも、みんなと仲良くできなくていい。友達は、自分の事を馬鹿にしない人、雑に扱わない人です。同じ好きを持つ人、経験に基づいた適切なアドバイスをくれる人、幸せそうに生きている大人に会いに行って欲しい。学校や家に限らず、同じ好きを持つ仲間との場所を見つけて欲しい。

今、自分の好きな事とか興味がわからないっていう人がいっぱいいます。そういう人には,「もし自分の好きがわからないなら、頭で考えないで五感で感じてください、今、何をしたいのかという感覚、それを大切にしてください」と言っています。自分の感情に許可を出し許しを与えることが大切です。まず自分の好きを大切に、そして相手の好きも大切に。

子育てでも大切なのは、アドバイスではなく安心作りです。「あなたなら大丈夫」とか「あなたにしかできないことがある」って言ってあげてみてください。そうすれば、この人は、自分の事を見守ってくれる人なんだ、自分の可能性を信じてくれる人なんだとなります。
子どもは、安心の土台ができると失敗の恐怖がなくなってきて成長に挑戦できるのです。見放す・見張るのではなく、信じて見守ることで子どもは安心して悩むことができます。安心して悩めるためには、親が楽しそうにしていることも大切です。子どもは幸せそうな大人に憧れます。幸せを感じる筋肉をつけてください。
自分のことを褒めてあげられる人だけが、相手の事を褒めてあげられるようになります。今日これから、大人である皆さんが「幸せそう」に生きることを続けてください。幸せの多様性を見せることが大人の覚悟であり大人の責任です。そうすれば子供は勝手に育っていくのです。

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